出願番号 |
特願2007-520033 |
出願日 |
2006/3/28 |
出願人 |
国立大学法人京都大学 |
公開番号 |
WO2006/132022 |
公開日 |
2006/12/14 |
登録番号 |
特許第5167485号 |
特許権者 |
国立大学法人京都大学 |
発明の名称 |
メチルシトシンの簡便検出法 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、検査・検出 |
適用製品 |
DNA試料中の目的塩基がシトシンであるかメチルシトシンであるかを判定するメチルシトシン検出方法、プローブ、キット、核酸チップ、エピジェネティクス、シトシンのメチル化、癌の発生、再発、転移のマーカー |
目的 |
DNA試料中の目的塩基がシトシンであるかメチルシトシンであるかを判定できる簡便な方法、及びそれに用いるプローブ、キット、核酸チップ、及びメチルシトシン検出装置の提供。 |
効果 |
第2工程において目的塩基を含むハイブリダイズ産物を酸化剤で処理し、目的塩基がメチルシトシンである場合は、メチル基を有する炭素原子を酸化する。メチルシトシンとしては5−メチルシトシンが代表的である。5−メチルシトシンは、シトシンに比べて、ピリミジン環の5位炭素原子が酸化され易いため、酸化処理物を比較して、酸化反応物の有無を検出することにより両者を識別できる。 |
技術概要
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この技術は、目的塩基を有するヌクレオチドを除きそれに隣接する両側の領域と相補的なガイドプローブ(バルジ形成プローブ)とDNA試料とをハイブリダイズさせれば、目的塩基を有するヌクレオチドのみ二重らせんから外部に飛び出したバルジ構造を形成し、DNA試料中のその他のヌクレオチドは二重らせん構造中に埋没するため、目的塩基にのみ反応を引き起こすことができることに基づく。すなわち、DNA試料中のシトシンのメチル化を検出する方法であって、目的とするシトシン又はメチルシトシンがバルジ構造又はミスマッチを形成するようDNA試料とガイドプローブとをハイブリダイズさせる第1工程と、バルジ構造又はミスマッチを形成するシトシン又はメチルシトシンに特異的な反応を誘導し、この反応の有無によりメチル化を検出する第2工程とを含むメチルシトシン検出方法とする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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