燃料電池用電極触媒及びその製造方法並びに該触媒を用いた燃料電池

開放特許情報番号
L2007000582
開放特許情報登録日
2007/2/9
最新更新日
2011/9/9

基本情報

出願番号 特願2006-027005
出願日 2006/2/3
出願人 国立大学法人群馬大学
公開番号 特開2007-207662
公開日 2007/8/16
登録番号 特許第4452889号
特許権者 国立大学法人群馬大学、日清紡ホールディングス株式会社
発明の名称 燃料電池用電極触媒及びその製造方法並びに該触媒を用いた燃料電池
技術分野 有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 燃料電池用電極触媒
目的 酸素還元活性を炭素化材自体にもたせ、炭素化材の酸素還元活性を向上させて、僅かな貴金属の使用で、高い酸素還元活性を発現させる、燃料電池用電極触媒を提供する。
効果 固体高分子電解質膜の一方又は双方の面に層状に燃料電池用電極触媒を形成させた電解反応層とし、高い酸化還元能力を発現させ、燃料電池の電流密度を高くさせる事が出来る。
技術概要
遷移金属をイオン交換樹脂に導入して遷移金属含有イオン交換樹脂を調製し、このイオン交換樹脂を600〜2000℃の温度で熱処理して平均粒径10〜20nmのシェル状構造の炭素粒子を非凝集状態で集合させた集合体の炭素化材を調製する。遷移金属は、コバルト、鉄、ニッケルなどで、イオン交換樹脂は、キレート樹脂、カルボキシメチルセルロースなどとするのが好ましい。この炭素粒子の炭素網面のエッジ面に窒素又は窒素及びホウ素などを液相ドープ法や、気相ドープ法などにより導入して燃料電池用電極触媒を得る。シェル状構造の炭素粒子の(002)面反射に対応するX線回折線図における先鋭成分面積S↓vと略平坦成分面積との合計面積S↓Tに対する、S↓vの割合を0.1以上とさせ、更にシェル状構造の炭素粒子の炭素網面のエッジ面に、シェル状構造の炭素粒子表面の炭素に対して原子比で0.01〜0.2の窒素を、0.001〜0.7のホウ素を含有させるのが好ましい。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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