出願番号 |
特願2005-204029 |
出願日 |
2005/7/13 |
出願人 |
国立大学法人群馬大学 |
公開番号 |
特開2007-026746 |
公開日 |
2007/2/1 |
登録番号 |
特許第4452887号 |
特許権者 |
国立大学法人群馬大学 |
発明の名称 |
燃料電池用電極触媒の製造方法及びその方法で製造された電極触媒並びにその電極触媒を用いた燃料電池 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
燃料電池自動車、固体高分子型燃料電池 |
目的 |
高価な白金や白金合金等の貴金属を担持せずに、高い酸素還元活性を発現できる、燃料電池用電極触媒の製造方法及びその方法で製造された電極触媒の提供。 |
効果 |
高価な白金や白金合金等の貴金属を担持せずに、窒素又はホウ素を添加した炭素材料からなる触媒担体の酸素還元活性は、触媒担体の広い表面積、触媒担体に形成された活性なエッジ面及びこのエッジ面に埋め込まれた窒素及びホウ素により相乗的に向上される、即ち炭素材料からなる触媒担体は極めて高い酸素還元活性を発現できる。 |
技術概要
 |
この技術では、熱硬化性樹脂の前駆体に、貴金属以外の含遷移金属化合物と含窒素化合物とを混合し加熱反応させて重合することにより貴金属以外の遷移金属化合物及び窒素化合物を含有する熱硬化性樹脂を得る。次に、重合物を熱処理して炭素化し、と、炭素化物を微粉砕して貴金属以外の遷移金属及び窒素が添加された炭素材料を得る。この炭素材料は、貴金属以外の遷移金属と、14族の炭素原子の両隣に位置するホウ素原子及び窒素原子と、炭素原子とのカーボンアロイ微粒子である。こうしたカーボンアロイ微粒子により、これまで触媒金属を高分散に担持させる触媒担体として用いられてきた炭素材料自身が酸素還元触媒能を有し、燃料電池用電極触媒として好適に使用することが可能となる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|