出願番号 |
特願2006-161408 |
出願日 |
2006/6/9 |
出願人 |
国立大学法人群馬大学 |
公開番号 |
特開2007-327920 |
公開日 |
2007/12/20 |
登録番号 |
特許第4355811号 |
特許権者 |
国立大学法人群馬大学 |
発明の名称 |
コレステロール結合剤およびコレステロール検出キット |
技術分野 |
化学・薬品、食品・バイオ |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
コレステロール結合剤およびコレステロール検出キット |
目的 |
コレステロールと特異的に結合してコレステロールを効率よく検出することができる試薬およびコレステロール検出キットを提供する。 |
効果 |
コレステロールを簡便かつ特異的に検出することができる。特に、細胞内コレステロールを簡便に検出することができ、白血球などを利用して細胞内のコレステロール分布を判定できるため、高コレステロール血症などの検査にも適している。 |
技術概要
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DAMP(N−(3−((2,4−dinitrophenyl)amino)−N−(3−aminopropyl)−methylamine)をコレステロール結合剤として用い、DAMPのコレステロール結合性を利用して細胞や組織中のコレステロールを検出する。試料にDAMPを添加して試料中に含まれるコレステロールとDAMPとの複合体を形成させ、複合体中のDAMPを介してコレステロールを検出する、コレステロール検出方法である。DAMPは、式の構造を有する化合物である。図1は各濃度のコレステロール(上段)、および各脂質(下段)に対するDAMPの結合を示す図(写真)。略語は以下のとおりである。PC:フォスファチジルコリン、PE:フォスファチジルエタノールアミン、PI:フォスファチジルイノシトール、PS:フォスファチジルセリン、SM:スフィンゴミエリン、Chol:コレステロール。図2は下垂体組織切片のコレステロールの検出結果を示す図(写真)。左から、フィリピン、DAMP、抗コレステロール抗体による検出パターンを示す。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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