シリルフェニル基を有する新規トリフェニレン誘導体

開放特許情報番号
L2007000562
開放特許情報登録日
2007/2/9
最新更新日
2009/5/29

基本情報

出願番号 特願2006-044964
出願日 2006/2/22
出願人 国立大学法人群馬大学
公開番号 特開2007-223921
公開日 2007/9/6
登録番号 特許第4288356号
特許権者 国立大学法人群馬大学
発明の名称 シリルフェニル基を有する新規トリフェニレン誘導体
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 有機電界発光素子の電子輸送層
目的 有機電界発光素子の電子輸送層やホスト材料などとして有用なシリルフェニル基を有するトリフェニレン誘導体を提供する。
効果 化合物は熱安定性および溶解性が高く、製膜性に優れるため加工性が高く、光吸収・発光効率がよいため、素子効率が高く、有機電界発光素子の材料、オプトエレクトロニック材料、液晶材料などに好適に用いる事が出来る。
技術概要
臭素化トリフェニレンを、4−(trimethylsilyl)phenylboronic acidと反応させ、カラムクロマトグラフィーなどの単離操作によって、式I[R↑1〜R↑6は式II(X↑1〜X↑5はそれぞれ独立に水素、炭素数1〜10のアルキル基、アリール基、X↑1〜X↑5のうち1個以上は−SiR↑aR↑bR↑cで表される基)]で表されるトリフェニレン誘導体の化合物を回収する。例えば、アルゴン置換した三口フラスコに、2,3,6,7,10,11−hexabromotriphenyleneと、4−(trimethylsilyl)phenylboronic acidとに、反応スキーム図中の触媒、溶媒を収容し、アルゴンパージし、オイルバスにて一晩加熱撹拌後に溶媒を除去する。次いでCH↓2Cl↓2および飽和食塩水で抽出、洗浄し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、除去後に、溶媒を濃縮後、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、hexane/CH↓2Cl↓2)で分取し、再結晶し、2,3,6,7,10,11−hexakis(4−trimethylsilylphenyl)triphenyleneを得る。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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