技術概要
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コバルトポルフィリンクロリド錯体と、ピリジン系化合物又はイミダゾール系化合物と、の存在下で、式T(図1)(式T中、R↑1は、アルキル基、アルケニル基、又はアリール基を表し、nは、0〜4の整数を表す。)で表される化合物と、二酸化炭素と、を反応させるポリカーボネートの製造方法である。また、1モルのコバルトポルフィリンクロリド錯体に対して、ピリジン系化合物を0.3〜5モル用いるポリカーボネートの製造方法である。また、1モルのコバルトポルフィリンクロリド錯体に対して、イミダゾール系化合物を0.3〜1モル用いるポリカーボネートの製造方法である。また、1モルのコバルトポルフィリンクロリド錯体に対して、ピリジン系化合物又はイミダゾール系化合物を0.3〜0.8モル用いるポリカーボネートの製造方法である。さらに、コバルトポルフィリンクロリド錯体と、ピリジン系化合物との存在下で、コバルトポルフィリンクロリド錯体1モルに対して、ピリジン系化合物を0.3〜1モル用い、式U(図2)(式U中、R↑2は、アルキル基を表す。)で表される化合物と、二酸化炭素とを50℃以下の温度で反応させるポリカーボネートの製造方法である。 |