イネいもち病圃場抵抗性遺伝子pi21、ならびにその遺伝子を利用した植物のいもち病圃場抵抗性を改変する方法

開放特許情報番号
L2007000467
開放特許情報登録日
2007/2/2
最新更新日
2016/8/1

基本情報

出願番号 特願2005-187867
出願日 2005/6/28
出願人 独立行政法人農業生物資源研究所
公開番号 特開2007-006711
公開日 2007/1/18
登録番号 特許第4756238号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 イネいもち病罹病性遺伝子Pi21および抵抗性遺伝子pi21ならびにそれらの利用
技術分野 食品・バイオ
機能 材料・素材の製造、検査・検出
適用製品 イネいもち病羅病性遺伝子pi21、いもち病圃場抵抗性遺伝子pi21、いもち病圃場抵抗性能を有するDNA、DNAを含むベクター、DNAを保持する形質転換細胞、DNAが導入された形質転換植物細胞、形質転換植物体の製造方法、植物にいもち病圃場抵抗性を付与する方法
目的 いもち病圃場抵抗性に関わる遺伝子をマップベースクローニング法により単離・同定し、その遺伝子を利用した植物のいもち病圃場抵抗性の改変方法を提供する。
効果 本発明によれば、圃場抵抗性に関与する遺伝子の染色体上の位置、および遺伝子の構造が得られ、植物に圃場抵抗性を効率的に付与することが可能となった。また、圃場抵抗性に関与する遺伝子の組織発現特異性や発現レベルを変更することにより、抵抗性と実用性の高い特性を兼ね備えた品種を育成することも可能となった。このように本発明の遺伝子は実用性が高く、安全性の高い農業を実現する上で有用である。
技術概要
 
植物において、いもち病圃場抵抗性能を有するDNAと、そのDNAを植物体の細胞内で発現させる工程を含む植物に、いもち病圃場抵抗性を付与する方法であり、植物とはイネ、コムギ、オオムギ、エンバク、トウモロコシ、ハトムギ、イタリアンライグラス、ペレニアルライグラス、チモシー、メドーフェスク、キビ、アワ、サトウキビである。また、DNAによりコードされるタンパク質とDNAを含むベクターを含む形質転換細胞を培養し、その細胞またはその培養上清から組換えタンパク質を回収する工程を含むタンパク質の製造方法である。さらに、分子量または塩基配列が一致するときに被検植物が、いもち病圃場抵抗性であると判定する方法、交配された品種を作製する工程と、いもち病圃場抵抗性であるか否かを判定する工程を含むいもち病圃場抵抗性である植物を選抜する方法、植物のいもち病を予防または改善するための薬剤のスクリーニング方法である。
リサーチツールの分類 植物、生体関連物質
有体物情報 イネいもち病抵抗性遺伝子
実施実績 【有】   
許諾実績 【有】   
特許権譲渡 【否】
希望譲渡先(国内) 【否】 
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2024 INPIT