出願番号 |
特願2005-353564 |
出願日 |
2003/8/18 |
出願人 |
財団法人名古屋産業科学研究所 |
公開番号 |
特開2006-131640 |
公開日 |
2006/5/25 |
登録番号 |
特許第3820485号 |
特許権者 |
財団法人名古屋産業科学研究所 |
発明の名称 |
球脊髄性筋萎縮症の病態を再現する非ヒト動物、及び球脊髄性筋萎縮症治療剤 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
球脊髄性筋萎縮症の病態を再現する非ヒト動物、及び球脊髄性筋萎縮症治療剤 |
目的 |
ポリグルタミン病(中でも特に球脊髄性筋萎縮症)の治療法の確立を最終目標とするものであって、ヒト球脊髄性筋萎縮症の病態を忠実に再現するモデル動物を提供すること、モデル動物を用いたポリグルタミン病の治療剤のスクリーニング方法ないし評価方法を提供すること、並びにポリグルタミン病の治療剤及び治療方法を提供する。 |
効果 |
野生型を比較対照として用いることにより、各被験物質の有効性の比較を容易且つ正確に行うことが可能となる。このスクリーニング方法によって選択された化合物はポリグルタミン病に対する治療剤として使用できる可能性を十分に期待できる。選択された化合物がポリグルタミン病に対して十分な薬効を有する場合にはそのまま薬剤の有効成分として使用することができる。一方で十分な薬効を有しない場合には化学的修飾などの改変を施してその薬効を高めた上で薬剤の有効成分としての使用に供することができる。 |
技術概要 |
症状又は病理所見について、進行性筋萎縮が認められる;筋力低下が認められる;抗ポリグルタミン抗体を用いた免疫染色によって核のびまん性染色及び核内封入体が認められる;抗アンドロゲン受容体抗体を用いた免疫染色によって核のびまん性染色及び核内封入体が認められる;及び神経原性変化が認められる;特徴を備える非ヒト動物である。また、雌である場合は、これらの特徴が認められないか、又は雄である場合に比較して軽症ないし軽度である、非ヒト動物である。また、非ヒト動物が齧歯目動物である、また、非ヒト動物がマウスである、非ヒト動物である。また、非ヒト動物に被験物質を投与する工程;投与後の非ヒト動物において、進行性筋萎縮、筋力低下、抗ポリグルタミン抗体を用いた免疫染色によって認められる核のびまん性染色及び核内封入体の量、等の少なくとも一つについて改善されるか否かを調べる工程;を含むポリグルタミン病治療剤のスクリーニング方法である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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