出願番号 |
特願2004-075390 |
出願日 |
2004/3/16 |
出願人 |
国立大学法人 宮崎大学 |
公開番号 |
特開2005-261234 |
公開日 |
2005/9/29 |
登録番号 |
特許第4088690号 |
特許権者 |
国立大学法人 宮崎大学 |
発明の名称 |
新規微生物と微生物によるヒ素類の除去方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
洗浄・除去 |
適用製品 |
新規微生物と微生物によるヒ素類の除去システム |
目的 |
ヒ素類吸着能を有する新規微生物及びそれによるヒ素類の除去方法、並びに公知微生物による簡単で安価なヒ素類の除去方法を提供する。 |
効果 |
バシルス属に属する新規菌株バシルス・メガテリウムUM−123を用いることにより、これまで前例のないAs(3)をマイルドな条件下で、ヒ素類含有水溶液からヒ素類を約85%の高い回収率でもって除去できる。 |
技術概要 |
微生物によるヒ素類の除去方法は、新菌株バシルス・メガテリウムUM−123を用いて、ヒ素類含有水溶液を処理する。この場合、被処理水溶液のpHは2〜11、望ましくは2〜8、さらに望ましくは6〜8の範囲が除去率の観点から好適である。また処理温度は、約30〜50℃の範囲が除去率の観点から望ましい。微生物によるヒ素類の除去方法は、バシルス属に属するヒ素類吸着能を有する細菌、エセリシア属に属するヒ素類吸着能を有する細菌、アスペルギルス属に属するヒ素類吸着能を有する糸状菌、及びサッカロマイセス属に属するヒ素類吸着能を有する酵母から選ばれた1以上を含む処理剤を用いて、ヒ素含有水溶液を処理する。使用する細菌はバシルス属に属するバシルス・メガテリウム(Bacillus megaterium)及びバシルス・サブティリス(Bacillus subtilis)、又はエセリシア属に属するエセリシア・コリ(Escherichia coli)であることが望ましい。糸状菌はアスペルギルス・ニガー(Aspergillus niger)、酵母はサッカロマイセス・セレヴィシエであることが望ましい。ヒ素類は、三価または五価のヒ素である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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