出願番号 |
特願2005-098776 |
出願日 |
2005/3/30 |
出願人 |
国立大学法人 宮崎大学 |
公開番号 |
特開2006-274176 |
公開日 |
2006/10/12 |
登録番号 |
特許第4769934号 |
特許権者 |
国立大学法人 宮崎大学 |
発明の名称 |
プラスチック表面の改質方法、プラスチック表面のメッキ方法およびプラスチック |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
表面処理 |
適用製品 |
プラスチック表面改質装置 |
目的 |
簡便な方法で、プラスチック表面の接着性を向上させること。 |
効果 |
簡便な方法でプラスチック表面の接着性を向上させることができる。また、プラスチック内部の変質を起こさずに、接着性を向上させることができる。さらに、接着性が高く、はがれにくい金属被膜を形成することができる。 |
技術概要
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プラスチック表面に化学エッチング処理を行わずに、水蒸気を含む気体状酸化剤の雰囲気中で波長172〜126nmの真空紫外光をプラスチック表面に照射することにより、プラスチック表面の接着性を改良するプラスチック表面の改質方法である。プラスチックは、ジフェニルテトラカルボン酸とP−フェニレンジアミンとからなるポリイミド化合物およびポリイミドフィルムである。改質されたプラスチック表面に、触媒を付与した状態で無電解メッキにより金属を析出させることにより、金属メッキ膜を形成するメッキ方法である。図のプラスチック表面改質装置Uは、試料Sが収容される試料収容室Aを有する。試料収容室Aには、内部の空気を真空排気する真空排気装置F1と、内部に気体状の酸化剤を供給する酸化剤供給装置F2とが接続されている。ランプ室Gにエキシマガスを流しながら、放電電極13を放電させると、網目状電極13c部分に放電が生じる。放電電極13の放電時にランプ室G内のエキシマガス(真空紫外光発生用ガス)は真空紫外光を発生する。この真空紫外光は、真空紫外光透過部材7を透過して試料収容室Aに配置された試料Sに照射される。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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