出願番号 |
特願2004-301211 |
出願日 |
2004/10/15 |
出願人 |
国立大学法人信州大学 |
公開番号 |
特開2006-111748 |
公開日 |
2006/4/27 |
登録番号 |
特許第3950978号 |
特許権者 |
国立大学法人信州大学 |
発明の名称 |
CNF樹脂複合材 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
導電性プラスチック、航空宇宙用構造材、スポーツ用具、高強度プラスチック |
目的 |
強度、弾性率および熱伝導性のバランスがとれたCNF樹脂複合材の提供。 |
効果 |
エンジニアリングプラスチックのように、機械的特性を必要とされる樹脂構造部材に適用可能である。 |
技術概要 |
本技術のCNF樹脂複合材は、樹脂のマトリックス材に、実質的に平行な円筒側面を持つ炭素網の筒を同軸に多層重ねた形態を持つ同軸平行多層カーボンナノファイバと、底のないカップ形状をなす炭素網層を同軸に多数積層した形態を持つカップ積層型カーボンナノファイバとが分散した構造を有する。ここで、カーボンナノファイバは、グラフェンシートを筒状に丸めたチューブから成る単層カーボンナノファイバ(SWCNF)と、径の異なる複数の上記チューブを多層に積層した多層カーボンナノファイバ(MWCNF)とに分類される。本技術にて使用されるものは、後者のMWCNFに属する。そして、MWCNFとカップ積層型カーボンナノファイバ(CSCNF)とを樹脂に混ぜて作製した樹脂複合材は、MWCNFの含有に依存する高弾性率および高熱伝導性と、CSCNFの含有に依存する高強度とを兼ね備えた強度と熱特性のバランスのとれたものとなる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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