出願番号 |
特願2006-012702 |
出願日 |
2006/1/20 |
出願人 |
国立大学法人山口大学 |
公開番号 |
特開2007-191627 |
公開日 |
2007/8/2 |
登録番号 |
特許第4820994号 |
特許権者 |
国立大学法人山口大学 |
発明の名称 |
ペルフルオロアルキル基誘導体ゲル化剤 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
リチウムイオン電池等の電解質ゲル、塗料、インク、潤滑剤、農業、水産、化粧品、医薬品、繊維、樹脂、高分子、ゴム、金属等の加工分野を含む産業分野 |
目的 |
ゲル化できる有機液体の種類が多く、しかも、少量の添加でゲル化できる有機低分子ゲル化剤を提供する。また、有機電解液に適した高誘電率溶媒をゲル化できる有機低分子ゲル化剤をこの有機低分子化合物でゲル化してなるゲルを提供する。 |
効果 |
本発明のゲル化剤は、ほとんどすべての有機液体を、5%程度以下の少量の添加でゲル化する。本発明のゲル化剤は、有機電解液に適したプロピレンカーボネイト等の高誘電率溶媒をゲル化できる。ゲル化剤の濃度が低いので、電解質ゲルとしての使用の際、有機電解液の含有量を高めることができ有利である。 |
技術概要 |
芳香族化合物とペルフルオロアルキル基を有するハロゲン化化合物をテトラヒドロフラン等の有機溶媒中でアミン等の存在下に還流し反応させ、水酸基およびペルフルオロアルキル基を有する芳香族化合物を生成させ、この生成物を有機溶媒に溶解し、塩基の存在下で還流して、ジハロゲン化炭化水素を加えて反応させ、ペルフルオロアルキル基を有する芳香族化合物ゲル化剤を合成する。この化合物ゲル化剤を有機溶媒に添加、昇温して溶解し、生成した溶液を常温に戻すことによりゲル化する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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