出願番号 |
特願2005-058443 |
出願日 |
2005/3/3 |
出願人 |
国立大学法人山口大学 |
公開番号 |
特開2006-245984 |
公開日 |
2006/9/14 |
登録番号 |
特許第3947793号 |
特許権者 |
国立大学法人山口大学 |
発明の名称 |
ビアを用いない左手系媒質 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
超高周波用の線路、共振器、フィルタ等の回路デバイス、アンテナ、レンズ等。 |
目的 |
誘電率と透磁率とが同時に負となるメタマテリアルは、媒質中の波の電界、磁界および波数ベクトルが左手系をなすため、左手系媒質と呼ばれている。左手系媒質の構成には基板を貫通し板上面の金属パターンとグランド面を接続するビアを穿孔しなければならないが、製造上ビアの密度の上限は限られているため、集積化が困難である。また、基板面のみの加工に加えて基板を貫通する金属を作成するため、製造コストがかかる問題がある。 |
効果 |
本発明によるビアを用いない左手系媒質の動作周波数は、スケール則により構造を拡大・縮小することにより自由に変化させることができるため、本発明によりビア密度の縛りを超えて、単位セルの集積度を飛躍的に上げる設計が可能となる。また、ビアを必要としないので製造コストを抑えることができる。 |
技術概要
 |
直接基板表面と裏面のグランド面とを結ぶビアを用いることなく、基板上面に施した導体パターンとグランド面に施した導体パターンとの組み合わせにより電気的に等価な、左手系特性を持つ2次元構造の媒質を実現する。 |
イメージ図 |
|
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|