出願番号 |
特願2004-243477 |
出願日 |
2004/8/24 |
出願人 |
独立行政法人情報通信研究機構 |
公開番号 |
特開2006-066939 |
公開日 |
2006/3/9 |
発明の名称 |
音響再現方法及び装置 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
音響再現装置 |
目的 |
遠隔地通信における対話において通信者双方の頭部が動作する場合など、口等の音源部や耳等の収音部が動く場合において、その動作の影響を反映した臨場感のある音を再現する方法及び装置、特に、ヘッドセット式での収音等により収音部を音源部に固定しても、オープン式で収音したのに相当する臨場感に富む音を再現する方法及び装置を提供する。 |
効果 |
話手側の通信体が空間的に動作をしたとき、逆頭部伝達関数を用いて音声を変換することによって、収音部を音源部に対して相対的に固定していないオープン式の収音形態での収音に相当する音声を再現することができる。また、聞手側の通信体が空間的に動作をしたときには、頭部伝達関数を用いて音声を適切に変換して再現できる。遠隔地通信における対話等において通信者双方の頭部が動作した場合などに、臨場感に富む音を再現することが可能である。 |
技術概要
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音声を発する音源部と音声を収音する収音部とを備えた通信体同士の通信において、その通信体の少なくとも一方が、収音部を音源部に対して相対的に固定したヘッドセット式の収音形態であっても、収音部を音源部に対して相対的に固定していないオープン式の収音形態での収音に相当する音声を再現する方法であって、話手側の通信体が空間的に動作をしたとき、その話手側通信体の音源部の空間的動作を示す情報を用いて、音源部の位置の変化から、仮想的な位置に固定された収音部で収音したのに相当する音声の変化を求める逆頭部伝達関数によって、その話手側通信体の収音部で収音した音声を変換する。聞手側の通信体が空間的に動作をしたとき、その聞手側通信体の収音部の空間的動作を示す情報を用いて、収音部の位置の変化から、仮想的な位置に固定された収音部で収音したのに相当する音声の変化を求める頭部伝達関数によって、話手側通信体から伝達された音声を変換する音響再現方法である。図は、音声を変換する流れを示す説明図である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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