出願番号 |
特願2006-253390 |
出願日 |
2006/9/19 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2008-074647 |
公開日 |
2008/4/3 |
登録番号 |
特許第4930986号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
カーボンナノチューブの製造方法 |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
カーボンナノチューブの製造方法、CVD法、電子デバイス材料、光学素子材料、導電性材料、生体関連材料 |
目的 |
比較的安価な材料よりなる基板を用い、シリコンウェハを用いた場合と同等な優れた特性を有するカーボンナノチューブを大量且つきわめて安価に製造することができる技術の提供。 |
効果 |
比較的安価な材料よりなる金属基板を用い、シリコンウェハを用いた場合と同等な優れた特性を有するカーボンナノチューブないし配向カーボンナノチューブ・バルク集合体を大量且つきわめて安価に製造できる技術を提供することが可能となる。すなわち、シリコンウェハを基板として用いた場合に比べ、その製造コストを十分の一から数十分の一程度に低減させることができる。 |
技術概要 |
この技術では、第1に、Ni20原子%以上を含有するNi基合金よりなる金属基板上に金属触媒の存在下にカーボンナノチューブを化学気相成長(CVD)させる方法を用い、反応雰囲気下に複数のカーボンナノチューブを成長させる。第2に、Ni20原子%以上を含有するNi基合金よりなる金属基板上に金属触媒の存在下にカーボンナノチューブを化学気相成長(CVD)させる方法を用い、反応雰囲気下に複数のカーボンナノチューブを配向カーボンナノチューブ・バルク集合体として成長させる。第3に、Ni20原子%以上を含有するNi基合金が、Ni−Fe、Ni−Cr及びNi−Fe−Crよりなる群から選ばれる1種の合金であることを特徴とする。反応雰囲気に酸化剤を添加してもよく、酸化剤が水蒸気であることが好ましい。また、金属基板が箔状又はリボン状であることを特徴とし、金属基板の厚さが0.05〜0.5mmであることが好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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