光学活性らせんポリマーの製造方法および光学活性らせんポリマー重合開始剤

開放特許情報番号
L2006007162
開放特許情報登録日
2006/12/1
最新更新日
2023/1/24

基本情報

出願番号 特願2007-507174
出願日 2006/3/9
出願人 国立大学法人京都大学
公開番号 WO2006/095810
公開日 2006/9/14
登録番号 特許第4904504号
特許権者 国立大学法人京都大学
発明の名称 光学活性らせんポリマーの製造方法および光学活性らせんポリマー重合開始剤
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 光学活性らせんポリマー、光学活性らせんポリマー重合開始剤
目的 不斉重合触媒として光学活性な有機ニッケル錯体を用いて不斉重合を行なうことにより、安価で、かつ室温において重合速度が早い光学活性ならせんポリマーの製造方法および光学活性らせんポリマーの重合開始剤を提供する。
効果 光学活性ニッケル錯体が用いられるため、パラジウムと比べ、光学活性ポリマーの合成をはるかに安価で行うことができる。また、反応速度が著しく速くなるので、重合に必要な時間も著しく短くなるという極めて優れた効果をえることができる。
技術概要
芳香族化合物または芳香族複素環化合物(A)とニッケル化合物(B)とを配位子(C)の存在下で反応させる工程、および反応物と隣接する2つの不飽和炭素にそれぞれイソニトリル基を有するジイソニトリル化合物とを混合しジイソニトリル化合物(D)を重合させる工程を有する光学活性らせんポリマーの製造方法であって、方香族化合物または芳香族複素環化合物(A)および配位子(C)の少なくともいずれか一方が光学活性である光学活性らせんポリマーの製造方法である。成分Bの成分Cは、1,5−シクロオクタジオエンであるのが好ましい。成分Dは、式1、式2等であるのが好ましい。式中、R↑1〜R↑4は、水素、置換されても良いアルキル基、置換されても良いアリ}ル基、置換されても良い芳香族複素環基、置換されても良い脂肪複素環基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、カルポキシル基、置換されても良いアミノ基、置換されても良いアルコキシル基、置換されても良いカルバモイル基から選択される。Yは酸素または硫黄、Rは炭素数1〜12のアルキル基を示し、mおよびnはそれぞれ1≦m≦12、0≦n≦11、かつ1≦m+n≦12を満たす整数である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 京都大学「産学連携情報プラットフォーム(フィロ)」をご紹介します。
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https://philo.saci.kyoto-u.ac.jp/

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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