階層構造をもつ熱可塑性エラストマー組成物とその製造方法

開放特許情報番号
L2006007148
開放特許情報登録日
2006/12/1
最新更新日
2016/6/1

基本情報

出願番号 特願2008-532038
出願日 2007/8/24
出願人 国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号 WO2008/026509
公開日 2008/3/6
発明の名称 階層構造をもつ熱可塑性エラストマー組成物とその製造方法
技術分野 有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 熱可塑性エラストマー組成物、階層構造をもつ熱可塑性エラストマー組成物、熱可塑性エラストマーとサーモトロピック液晶性高分子とからなる熱可塑性エラストマー組成物
目的 液晶性高分子と熱可塑性プラスチックをブレンドして、プラスチックの力学的性質と寸法安定性を改善することが行われている。しかし、用いる原料物質は熱可塑性プラスチックに限定され、異方性のエラストマー材料にまでは技術的な完成を見ていない。そこで、熱可塑性エラストマーとサーモトロピック液晶性高分子とからなる階層構造をもつ熱可塑性エラストマー組成物を提供する。
効果 この熱可塑性エラストマー組成物は、液晶性高分子のもつ剛直な性質が反映し、耐久性や耐熱性を向上し、伸縮性や弾性率を高めた組成物であり、容易に成形が可能である。さらに熱可塑性エラストマーが、液晶性高分子の繊維状束の配向方向に分子配向した階層構造をもち、柔軟性があり、かつ、破壊強さ、弾性率、ゴム弾性、伸び、熱膨張係数などの物性値が繊維束の配向方向とそれに直角方向で異方性を示す組成物を得ることができる。フィルム、シート、ストランド、棒状物、チューブ、型成形品等の成形体とすることができる。
技術概要
この熱可塑性エラストマー組成物は、従来、知られている熱可塑性エラストマーに、従来知られているサーモトロピック液晶性高分子樹脂を添加して得られる新規な組成物であり、(a)熱可塑性エラストマー98〜60重量%及び(b)サーモトロピック液晶性高分子の2〜40重量%からなる。この熱可塑性エラストマー組成物は、熱可塑性エラストマーの融点以上で、かつ、サーモトロピック液晶性高分子の融点以上で、熱可塑性エラストマー組成物を溶融混練して得られる。この熱可塑性エラストマーとしては、芳香族ビニル化合物を主体とする重合体ブロックの少なくとも2個と共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロックの少なくとも1個とからなるブロック共重合体、熱可塑性ポリオレフィンエラストマー、ポリウレタン、および熱可塑性加硫物を挙げることができる。サーモトロピック液晶性高分子は、溶融成形が可能で、溶融状態で異方性を示す高分子である。図は、射出成形した場合の金型内の溶融流動過程・階層的な構造の概略図、射出成形での流動方向・直角方向の応力-ひずみ曲線、SEM写真および小角X線散乱パターンを示す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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