出願番号 |
特願2006-222462 |
出願日 |
2006/8/17 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2008-046903 |
公開日 |
2008/2/28 |
登録番号 |
特許第4429298号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
対象個数検出装置および対象個数検出方法 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア、検査・検出 |
適用製品 |
監視カメラシステム、高度道路交通システム、ロボットの視覚、人の流れ、混雑具合、事故 |
目的 |
動画像を取り込んで立体高次局所自己相関特徴を用いて所定の方向に移動する人や車などの複数種の対象物の個数を種類別に高精度で検出することができる対象個数検出装置および対象個数検出方法の提供。 |
効果 |
係数の和の変動が小さく、かつ認識したい対象の個数と高精度で一致するため、対象のスケール、速度、方向の違いやこれらの動的変化にロバストな認識が可能となり、個数の検出精度が向上する。対象物の切り出しを行わずに複数の対象物を同時に認識するので、特徴抽出や個数識別判定のための計算量が少なく、計算量は対象物の個数に依らず一定であるため、実時間処理が可能である。 |
技術概要
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この技術は、学習データに基づき、立体高次局所自己相関に基づく因子行列を生成するステップ、検出対象を撮影した複数の画像フレームデータからなる動画像データからフレーム間差分データを生成し、2値化するステップ、直近の複数のフレーム間差分2値化データからなる3次元データから立体高次局所自己相関によって特徴データを抽出するステップ、予め学習により生成された、1つの検出対象について複数の因子ベクトルを並べた因子行列および特徴データから各因子ベクトルの係数を求めるステップ、1つの検出対象についての複数の係数を加算するステップ、加算手段の出力値の小数点未満を四捨五入して整数化することにより個数を生成するステップを含む。これにより、予めスケール、移動速度、方向の異なる対象の画像を用いた重回帰分析に基づく学習によって係数行列を生成し、直接的かつ高速に個数を算出でき、速度や方向、スケールにロバストな個数の検出が可能となる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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