出願番号 |
特願2006-214384 |
出願日 |
2006/8/7 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2008-036539 |
公開日 |
2008/2/21 |
登録番号 |
特許第4613350号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
一酸化炭素の電気化学的酸化用触媒 |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
固体高分子形燃料電池、小容量電源、移動電源、一酸化炭素を電気的に検出するガスセンサ、検出感度 |
目的 |
一酸化ガスセンサ、燃料電池のアノード等における使用に適した、一酸化炭素の電気化学的酸化反応に有効な新規な触媒の提供。 |
効果 |
一酸化炭素を低い過電圧で効率よく酸化させることができる。更に、酸化反応などに対する安定性が高く、低コストである。また、ロジウムポルフィリンを導電性担体に担持させる場合には、分子間反応を抑制して、ロジウムポルフィリンを安定化させることができ、一酸化炭素の電気化学的酸化反応に対して高い触媒活性を有するものとなる。 |
技術概要
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この技術は、ロジウムポルフィリン錯体の内で、特に、置換基としてスルホン酸基又はカルボキシル基を有するフェニル基によってメソ位が置換された特定のロジウムポルフィリン錯体が一酸化炭素の電気化学的酸化用触媒として優れた活性を有する特性を見出し、しかも、ロジウムポルフィリン錯体は、メソ位が化学的に保護されているために安定性が高く且つ低コストであり、これを導電性担体、特に、カーボンブラック上に担持させる場合には、一酸化炭素を低い過電圧で高効率に酸化でき、非常に微細な状態で担体上に分散担持できるために、貴金属使用量を大幅に減少させた場合にも十分な触媒活性を有することを見出したことに基づく。すなわち、この技術は、化学式[式中、R↓1〜R↓8は、同一又は異なって、それぞれ、アルキル基、水素原子又はハロゲン原子を示し、R↓9〜R↓(12)は、同一又は異なって、それぞれ、−SO↓3M↑1(式中、M↑1は水素原子、アルカリ金属又は−NH↓4である)又は−COOM↑2(式中、M↑2は水素原子、アルカリ金属又は−NH↓4である)を示す]で表されるロジウムポルフィリンを有効成分とする一酸化炭素の電気化学的酸化用触媒とする。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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