出願番号 |
特願2008-524754 |
出願日 |
2007/6/27 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
WO2008/007556 |
公開日 |
2008/1/17 |
登録番号 |
特許第4686769号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
可変ピッチアレイスポッタ |
技術分野 |
機械・加工、化学・薬品 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
自動分注装置 |
目的 |
複数種類の溶液を基板上に同時にアレイ状に分注することを、より効率的に実施することができる自動分注装置の提供を目的とする。 |
効果 |
複数種類の溶液を基板上に同時に分注することができ、分注ヘッドの数を増やして同時分注数を増やすことで、総分注数が多くなったとしても短時間で作業を完了することができる。 すなわち、一度の分注操作で、1枚のマイクロタイタープレート上の全ての溶液を基板上に分注することができ、遺伝子診断等に使用されるDNAマイクロアレイ等や質量分析器等で使用されるターゲットプレートを素早く、しかも簡便に作製することができるため、これらの手法に基づく多検体同時検出の効率が大幅に向上する。 |
技術概要
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パンタグラフ格子を構成するパンタグラフ1の各格子点2に、パンタグラフ格子に対して垂直にキャピラリー3を保持する。 パンタグラフ1は、格子点となる輪4、5とその輪同士を連結するシャフト6とより構成され、交わった2本のシャフトの端に取り付けた上下2つの輪4、5によってキャピラリー3が支えられている。 2本のシャフトは交点7で自由に回転し、下方の輪5はキャピラリー3の本体に固定し、上方の輪4はパンタグラフ1の伸縮に連係して自由にキャピラリー3の軸線方向上下に移動する可動輪とする。 格子間隔の伸縮は、パンタグラフ1上の任意の格子点における可動輪を上下することで実現でき、上方の輪4の1つをロッド9で上下動する。 よって全てのキャピラリーは平行移動を行い、全キャピラリー末端は常に同一平面上に保持される。 それにより、自動分注装置は、効率的に複数種類の溶液を基板上に同時にアレイ状に分注することができる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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