出願番号 |
特願2006-190056 |
出願日 |
2006/7/11 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2008-019457 |
公開日 |
2008/1/31 |
登録番号 |
特許第4649666号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
無電解金メッキ液 |
技術分野 |
金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
無電解金メッキ液、金メッキ製品 |
目的 |
安全で、環境に優しくかつ簡便な組成の無電解金メッキ液およびこのものを利用した無電解メッキ法による金メッキ製品の簡便かつ効率的な製造方法の提供。 |
効果 |
還元剤として、オキシドールとして医薬分野等で利用され、使用後は容易に分解して無害な酸素と水に変換する過酸化水素を用いることから、安全性が高く、また、水溶性金塩として、塩化金(III)酸などに還元されて金と塩酸等に変換する水溶性の金(III)ハロゲン化塩を用いることから、メッキ処理後の排水はこれを中和するだけで無害化できるといった、安全で、環境に優しくかつ簡便な組成の無電解金メッキ液が得られる。 |
技術概要 |
この技術では、無電解金メッキ液を、過酸化水素と金(III)ハロゲン化塩を含有するものとする。金(III)ハロゲン化塩は、塩化金(III)酸又は塩化金(III)酸のアルカリ金属塩であるものとする。そして、基材を用意し、基材上に無電解メッキ用触媒を付着せしめ、触媒を付着した基材を無電解メッキ液に浸漬せしめて金メッキ製品を製造する。この製造方法において、無電解メッキ用触媒は、パラジウム又は金とする。さらに、基材は樹脂であるものとする。なお、過酸化水素と金ハロゲン化塩の使用割合に特に制限はないが、金(III)ハロゲン化塩の全てを金に還元する場合には、金(III)ハロゲン化塩に対して過酸化水素をモル比で1.5以上用いることが好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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