出願番号 |
特願2006-064308 |
出願日 |
2006/3/9 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学 |
公開番号 |
特開2007-238807 |
公開日 |
2007/9/20 |
登録番号 |
特許第5028608号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
エンド位に2個の極性基を有するノルボルネン誘導体、そのメタセシス開環重合体およびそれらの製造方法 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
耐熱性光学材料 |
目的 |
エンド選択的にシアノ基およびエステル基を導入したノルボルネン誘導体、そのメタセシス開環重合体およびそれらの製造方法を提供する。 |
効果 |
エンド型ノルボルネン誘導体の開環重合体は、耐熱性、透明性などに優れ、エキソ型ノルボルネン誘導体の重合体に比べて、ガラス転移温度が40℃近く高く、耐熱性に優れている。 |
技術概要
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式2で示される置換エチレン誘導体と、式3で示されるシクロペンタジエン誘導体とを溶媒中で25℃以下で反応させ、式1で示されるエンド型ノルボルネン誘導体を得る。ここで、R↑1、R↑2は、同一でも異なってもよい、水素原子、炭素数1〜20の炭化水素基、非置換のもしくは置換されたシリル基、アミド基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ハロゲン原子、または周期表第15族、16族の原子もしくはハロゲン原子を含む炭素数1〜20の炭化水素基などとし、R↑4、R↑5は、同一でも異なってもよい、水素、炭素数1〜20のアルキル基、アルコキシ基またはフェニル基、E↑1、E↑2は、一方は、シアノ基、他方は、−COOR↑3基、(R↑3は、R↑1などと異なっても良い同様の基)とさせる。式2はシス−(β−シアノ)アクリレート、式3は2−メチルシクロペンタジエンなどとし、反応溶媒をジエチルエーテル、テトラヒドロフランなどとして、例えば、25〜−90℃でゆっくり反応させるのが好ましい。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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