出願番号 |
特願2007-555896 |
出願日 |
2007/1/11 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学 |
公開番号 |
WO2007/086295 |
公開日 |
2007/8/2 |
登録番号 |
特許第4304346号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
防根給水紐 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
野菜、果樹、園芸資材、防根給水紐 |
目的 |
鉢内(培土)に必要十分な占有面積を確保できて作物に対して水ストレスを適度に与え、加えて、敷張りのための手間も極力省けるようにした防根透水資材の提供。 |
効果 |
この技術の防根給水紐は、毛管資材と防根透水資材とが一体になったものであるから、作物を水ストレス下で栽培する場合に、別々に敷張りしたりする手間が省ける。また、紐状体になっているものであるから、鉢内に必要にして十分なだけ存在させることができ、全面敷張りが避けられて無駄が省ける。 |
技術概要
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この技術では、防根給水紐は、栽培鉢において水ストレス下で栽培される作物の培土に挿入されて栽培鉢外に置かれる養液ポットから養液を培土に供給する防根給水紐であり、この防根給水紐を、毛管機能を有する毛管資材の全長に亘ってその外周を透水性と防根機能を有する防根透水資材で短手方向の両端に余部を残して包み、余部を重合させてその重合部を固着して、全長が毛管機能と防根透水機能を有する偏平な又は筒状の帯状をしていて可撓性のある紐状体にしたことを特徴とする。重合部の固着は、接着、溶着又は縫着であるものとする。防根透水資材は、素材として、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、といった合成繊維を使用し、これを作物の根は侵入させないが、水は通す7×10↑2〜2×10↑3μm↑2の大きさの微細孔を形成して0.2〜3mm程度の厚みに織性、編成したものとすることができる。なお、この他に天然繊維の布帛や不織布や多孔質フィルムのものであってもよい。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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