出願番号 |
特願2007-546514 |
出願日 |
2006/11/24 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学 |
公開番号 |
WO2007/061076 |
公開日 |
2007/5/31 |
登録番号 |
特許第4967139号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
気道確保具 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
機械・部品の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 |
気道確保具 |
目的 |
口腔から挿入して呼吸に必要な気道を確保する気道確保具を提供する。 |
効果 |
気道確保具を盲目的に咽頭部に挿入することにより気道入口部と咽頭後壁の間に間隙を形成することができ、特にカフを膨脹させることによって気道入口部と咽頭後壁の間に大きな間隙を形成することができ、確実な気道確保を行うことができる。特に、患者が頸部に外傷を有していたとしても、外傷の有無にかかわらず気道確保具を挿入でき、気道を確保することができる。 |
技術概要
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図1は、気道確保具Aの平面図、図2は側面図、図3は斜視図である。気道確保具Aは、先端が閉塞されたチューブ10と、このチューブ10の周面に設けた膨脹収縮自在のカフ20と、このカフ20への空気の圧入またはカフ20からの空気の排出を行うための送気管30とで構成する。さらに、気道確保具Aにはチューブ10に沿って光ファイバ40を装着し、この光ファイバ40の先端部をチューブ10の所定位置に配置して発光部41とし、光ファイバ40に光を入射することにより発光部41を発光させる。チューブ10は、シリコン樹脂製のφ20mm程度の管状としており、先端部には、咽頭部と食道との境界となる食道第一狭窄部よりも大径としたバルーン状の空洞部11を設ける。チューブ10の基端部分には円盤状の鍔部15を設けており、気道確保具Aを挿入した際における鍔部15の位置によって、挿入後に生じた気道確保具Aの挿入位置の変動を素早く視認可能とする。さらに、チューブ10は、図2に示すように、基端から先端の空洞部11に向けて前下がり状に湾曲させた弓形状として、口腔から咽頭部に挿入しやすくする。図4は気道確保具の使用状態説明図である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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