出願番号 |
特願2005-321520 |
出願日 |
2005/11/4 |
出願人 |
国立大学法人 岡山大学 |
公開番号 |
特開2007-125252 |
公開日 |
2007/5/24 |
登録番号 |
特許第4599563号 |
特許権者 |
国立大学法人 岡山大学 |
発明の名称 |
外耳道再建用成形品及びその製造方法 |
技術分野 |
その他、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、その他 |
適用製品 |
外耳道再建用成形品、医療用材料 |
目的 |
手術操作が容易で、骨形成及び周辺組織への生着性が良好な、外耳道再建用成形品の製造方法、および外耳道再建用成形品を提供する。 |
効果 |
様々な症例に対して、手術により容易かつ確実に外耳道を再建することができる。例えば、中耳の手術で削除した外耳道の再建や、先天性外耳道閉鎖症に対する外耳道の形成などに対して、好適に適用することができる。また、この外耳道再建用成形品の製造方法によれば、成形品を容易に製造することができる。 |
技術概要
 |
図1に外耳道1周辺の構造を示す。外耳道1は耳介2から鼓膜3に至る円筒状の中空部で、外耳道1の耳介2側では外耳道皮膚4を介して軟骨部5が存在し、鼓膜3側では外耳道皮膚4を介して骨部6が存在する。この外耳道再建用成形品10は、骨部6を再建するためのものであり、残存する骨部6と外耳道皮膚4の間に留置する。この外耳道再建用成形品10は、コラーゲンと骨形成因子との組成物からなる。コラーゲンはアテロコラーゲンであること、骨形成因子がBMP−2であることが、いずれも好ましい。また、コラーゲン100重量部に対する骨形成因子の配合量が0.0001〜1重量部であることも好ましい。外耳道再建用成形品10は、図2〜図4に例示される様に、円筒又は円筒の一部分からなる形状に成形されてなることが好ましい。このとき、内径が5〜20mm、円筒の回転軸方向の長さが10〜35mm、厚みが0.5〜5mmであることが好適である。また、円筒又は円筒の一部分の一方の端部が斜めに切断されており、その切断面が円筒の回転軸となす角度θが10〜75度であることも好適である。 |
イメージ図 |
|
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|