発熱セメント体及び発熱セメント板及びこれらの製造方法

開放特許情報番号
L2006006985 この特許が掲載されている活用例集をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2006/12/8
最新更新日
2009/11/6

基本情報

出願番号 特願2005-516845
出願日 2004/12/24
出願人 高橋 一美
公開番号 WO2005/066417
公開日 2005/7/21
登録番号 特許第3998696号
特許権者 高橋 一美
発明の名称 発熱セメント体及び発熱セメント板の製造方法
技術分野 土木・建築
機能 材料・素材の製造
適用製品 発熱セメント体及び発熱セメント板
目的 降雪が多い雪国等に於ける融雪機能を備えた歩道板として、上に積もった雪を除去したり、上側が凍結するのを防止する為に利用する発熱セメント体及び発熱セメント板を提供する。
効果 固化前のコンクリート又はモルタルの素材中から水分や空気を十分に押し出すと共に、炭素系材料の分布密度を高くする事ができる。又、発熱セメント体の内部に炭素系材料をほぼ均一に含有させる事ができる。この為、炭素系材料同士の接触が阻害されにくくなり、炭素系材料の一部同士を有効に接触させ易くできる。
技術概要
図1は発熱セメント体である、発熱コンクリート体を示す図、図2は図1のA−A断面図である。発熱セメント板である、融雪機能付歩道板1は、全体を板状に形成した発熱セメント体である、発熱コンクリート体2を、別のコンクリート3と一体に結合する事により、全体を板状に形成している。このうちの発熱コンクリート体2は、図1、図2に示すように、固化前(フレッシュ時)のコンクリートにそれぞれが粒状又は粉状であるグラファイト等の炭素系材料を、5〜10重量%の所定割合で含有させたものを、高圧プレス機により例えば980kN(=100tf))程度の大きさの高圧プレスで加圧脱水して板状に成形している。発熱コンクリート体2の板厚tは、例えば7mm程度とする。又、この発熱コンクリート体2を造る際に、炭素系材料と固化前のコンクリートとはオムニミキサーにより均一に加水混練する。図3は発熱セメント板である、融雪機能付歩道板を示す図、図4は図3のB−B断面図である。
イメージ図
実施実績 【有】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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