出願番号 |
特願2005-025116 |
出願日 |
2005/2/1 |
出願人 |
学校法人東海大学 |
公開番号 |
特開2006-214747 |
公開日 |
2006/8/17 |
登録番号 |
特許第4654045号 |
特許権者 |
学校法人東海大学 |
発明の名称 |
皮膚ガス捕集装置 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
皮膚ガス捕集装置 |
目的 |
小型・軽量で容易に持ち運びができ、動力を必要とせず、簡単な操作で皮膚ガスを捕集することができ、かつ皮膚ガスの放散フラックス測定を可能にする皮膚ガス捕集装置を提供する。 |
効果 |
皮膚ガス捕集装置は、簡易な装置であり、皮膚ガスを放散フラックスに基づいて定量的に捕集することができる。またこの捕集装置は、非侵襲・非観血的に皮膚ガスを採取することができ、したがって感染症誘発の危険性がなくかつ痛みも伴わずに、皮膚ガスをサンプリングすることができる。このような皮膚ガス捕集装置は、健康状態を把握するための皮膚ガスによる新たな臨床測定に有用である。 |
技術概要
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図1は皮膚ガス捕集装置の好適な構成を示す概略説明図であり、図2はその側断面図である。皮膚ガスの捕集装置1は、開口部2aを有する有底容器2、容器2内に底面側から順次に配置された背面板3、捕集材4、Oリング(保持部材)5で構成されている。容器2は、開口部2aから進入してきた皮膚ガスを容器内に封じ込めるため、通常有底容器である。また容器2の材質は、皮膚ガス成分に対して著しい吸着または反応性を有していなければ特に制限されないが、望ましくはステンレスである。捕集材4は、皮膚ガスの拡散距離を一定に保つため、皮膚表面6とほぼ平行になるような平面状体である。捕集材4として、平面状担体に、皮膚ガスと反応性の非揮発性化合物を担持させた構造体が好ましく使用される。担体は、平面状体を形成しうるものであれば特に限定されないが、セルロース、ニトロセルロース、繊維状活性炭等などからなるろ紙またシリカゲルを含むろ紙、ガラス繊維製ろ紙等が好適に用いられる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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