出願番号 |
特願2006-058665 |
出願日 |
2006/3/3 |
出願人 |
国立大学法人 筑波大学 |
公開番号 |
特開2007-238338 |
公開日 |
2007/9/20 |
登録番号 |
特許第4862152号 |
特許権者 |
国立大学法人 筑波大学 |
発明の名称 |
カーボンナノチューブの製造方法 |
技術分野 |
有機材料、無機材料、電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
簡便な操作で得られ、燃料電池用の水素吸蔵材、壁掛けテレビ用の電界放出型電子銃の電極材料、超高感度ガスセンサのセンサ材料等として広い分野で利用される。 |
目的 |
大規模な装置を用いることなく、しかも製造工程が簡易で、かつ、カーボンナノチューブのチューブ形状を制御できるカーボンナノチューブの製造方法を提供する。 |
効果 |
二環式モノテルペンの存在化で芳香族アミンのモノマーを重合して生成したチューブ状の芳香族アミンのポリマーを、炭素前駆体としてそのまま不活性ガス雰囲気中で加熱して炭素化するだけでカーボンナノチューブを得ることができ、その産業的利用価値は極めて大きい。 |
技術概要
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アニリン(誘導体)から選ばれるいずれか1種であり、その濃度が6.4×10↑−↑2乃至1.7×10↑−↑1mol/lである芳香族アミンのモノマーを、反応性置換基を有するショウノウの誘導体等の二環式モノテルペンが存在する溶媒中に溶解してモノマー溶液を調製し、モノマー溶液中のモノマーを重合してチューブ状の芳香族アミンのポリマーと二環式モノテルペンとの複合体を生成し、この複合体を不活性ガス雰囲気中、例えば、800〜1500℃の温度に加熱して炭素化することにより、カーボンナノチューブを製造する。尚、モノマーの重合方法が、ペルオキソ二硫酸アンモニウムを酸化剤とする酸化重合法であり、アニリン(誘導体)から選ばれるいずれか1種とショウノウの誘導体とのモル比が、1:0.3乃至0.6である。更に、カーボンナノチューブを導電材料として形成された電極、またはカーボンナノチューブを含有してなる繊維を製造する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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