茶葉と野菜などの食品成分の組み合わせにより抗アレルギー作用・抗炎症作用が増強された抗アレルギー性食品素材及び抗アレルギー活性を増強させる方法

開放特許情報番号
L2006006548
開放特許情報登録日
2006/10/6
最新更新日
2015/8/3

基本情報

出願番号 特願2005-263779
出願日 2005/9/12
出願人 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
公開番号 特開2006-232805
公開日 2006/9/7
登録番号 特許第4788994号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 機能性飲食品
技術分野 化学・薬品、食品・バイオ
機能 食品・飲料の製造、安全・福祉対策
適用製品 抗アレルギー成分(メチル化カテキン)活性増強量を含有する機能性飲食品、抗アレルギー成分(メチル化カテキン)の抗アレルギー活性を増強させる方法
目的 茶葉に茶葉以外の食品成分を組み合わせ、茶葉が有する抗アレルギー成分の活性を増強させるようにして得られた飲食品及びその増強方法を提供する。
効果 本発明によれば、野菜抽出物を添加したことによって、茶葉が含有する抗アレルギー成分を活性化することが可能となる。そのため、従来よりも少ない量の茶葉で同等の抗アレルギー作用のある飲食品を得ることができる。
技術概要
 
メチル化カテキンの抗アレルギー成分を含有する緑茶若しくは包種茶の抽出物を抗アレルギー有効性分量を含有し、かつ抗アレルギー成分活性物質を含有する野菜抽出物を、少なくとも抗アレルギー成分活性増強量を含有する機能性飲食品、及びメチル化カテキンの抗アレルギー成分の抗アレルギー活性を増強させる方法である。なお、緑茶又は包種茶は、べにふうき、べにふじ、べにほまれ、やえほ、するがわせ、ゆたかみどり、かなやみどり、青心大パン、青心烏龍、大葉烏龍、べにひかり、やまかい、やまとみどり、おくみどり、台湾系統種、中国種もしくはこれらの混合物の茶葉であり、野菜抽出物はショウガ、大根、キャベツ、ルッコラスプラウト、かいわれ大根、レッドキャベツスプラウト、ブロッコリスプラウト、フキ、ゴボウ、きゅうり、ナス、白菜、レタス、ラッキョウ、玉ねぎ、長ネギ、カブ、シソ若しくはこれらの抽出物の混合物である。また、機能性飲食品は緑茶又は包種茶の抽出物又は粉末を100ml当たり50mgから50g、又は100mg当たり5mgから80mg含有し、野菜抽出物を100ml当たり2mlから50ml、又は100mg当たり1mgから80mg含有する。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
希望譲渡先(国内) 【否】 
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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