出願番号 |
特願2006-012224 |
出願日 |
2006/1/20 |
出願人 |
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2006-227000 |
公開日 |
2006/8/31 |
登録番号 |
特許第4834819号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
アレルギー重症度のインデックス化方法 |
技術分野 |
化学・薬品、その他 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
アレルギー疾患(蕁麻疹、喘息、アトピー、アナフィラキシーショック)非ヒト哺乳動物(マウス)モデルを用いたアレルギー重症度のインデックス化方法、アレルゲン物質のスクリーニング |
目的 |
熟練を必要とせず、実際の人間の感作メカニズムに近く感作期間を短縮化し、さらに抗原濃度依存的なアレルギー重症度を短時間でかつ、高精度に効率よく測定可能である非ヒト哺乳動物モデルを用いたアレルギー重症度のインデックス化方法を提供する。 |
効果 |
本発明によれば、抗体測定や長期に渡る観察などの熟練を必要とする実験を一切必要としない、極めて簡便なアレルギー重症度のインデックス化が初めて得られた。また、抗アレルギー剤やアレルギー予防薬の薬効の評価が極めて簡便、迅速になされ、薬剤のスクリーニングなどに大いに貢献するものと期待される。 |
技術概要 |
アレルギー疾患非ヒト哺乳動物モデルの血管透過性測定に基づいてアレルギー重症度をインデックス化する方法により、アレルギー重症度を皮膚への血漿漏出量に基づいてインデックス化すれば熟練を必要とせずに、アレルギー重症度のインデックス化ができる。なお、アレルギー疾患非ヒト哺乳動物モデルが抗原特異的リンパ球レセプター遺伝子導入動物に特異抗原を断続的に経口摂取させる方法であり、またアレルギー疾患非ヒト哺乳動物モデルを個体のまま用い得られる蛍光強度に基づいて血漿漏出を測定することにより、さらにアレルギー疾患非ヒト哺乳動物モデルから皮膚切片を採取して用い得られる蛍光強度に基づいて血漿漏出を測定することによるものである。そして、本発明のアレルギー重症度インデックス化方法はアレルギーを誘導するアレルゲン物質のスクリーニングのために用いられる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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