出願番号 |
特願2006-158630 |
出願日 |
2006/6/7 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2007-326801 |
公開日 |
2007/12/20 |
登録番号 |
特許第4803436号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
水溶性マンノシルエリスリトールリピッド及びその製造方法 |
技術分野 |
化学・薬品、食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
水溶性マンノシルエリスリトールリピッド |
目的 |
従来のマンノシルエリスリトールリピッドとは親油基の結合数が異なる、より水溶性の高いマンノシルエリスリトールリピッド及びその生産方法を提供する。 |
効果 |
親油性基である炭素数6〜20の脂肪族アシル基が1つである新規構造のマンノシルエリスリトールリピッドを効率よく生産することができ、この糖脂質は、例えば、従来型で構造既知(同脂肪族アシル基が2個)のマンノシルエリスリトールリピッドよりも高い水溶性を有し、親水性バイオサーファクタントとして極めて有用である。さらに、この培養液から菌体を除去し、フィルター濾過することで当該水溶性マンノシルエリスリトールリピッドを含む水溶液を効率よく得ることができる。 |
技術概要
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式(図1)(式中、R↑1は、炭素数6〜20の脂肪族アシル基であり、R↑2は水素又はアセチル基を表す。)で表される水溶性マンノシルエリスリトールリピッドである。また、式中、R↑1で示される置換基が、炭素数6〜20の飽和又は不飽和脂肪族アシル基からなるマンノシルエリスリトールリピッドである。また、シュードザイマ属に属し、マンノシルエリスリトールリピッドを生産する能力を有する微生物を、グルコースあるいはグリセロールを含有し、脂肪酸及び脂肪酸エステル不含培地で培養し、培養物から水溶性マンノシルエリスリトールリピッドを採取する、水溶性マンノシルエリスリトールリピッドの生産方法である。さらに、培地組成及び培養条件が、酵母エキス:0.1〜2g/L、硝酸ナトリウム:0.1〜1g/L、リン酸2水素カリウム:0.1〜2g/L、硝酸マグネシウム:0.1〜1g/L、グルコースあるいはグリセロール:20〜200g/L、培養温度:26〜32℃、で示されるものである、生産方法である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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