出願番号 |
特願2004-204109 |
出願日 |
2004/7/12 |
出願人 |
独立行政法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2006-028202 |
公開日 |
2006/2/2 |
登録番号 |
特許第4925025号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
構造色発現弾性体 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
ひずみセンサー、光の伝播を阻害するヒューズ素子、簡易型の重量計 |
目的 |
基板上に単分散粒子を空間的かつ周期的に配列しその間隙に弾性体を充填し、周期を拡大させ基板から剥離して、周期構造を有する弾性体材料を製造する方法を提供する。 |
効果 |
単分散粒子の分散媒に弾性体を用い、可逆的弾性変形をさせるので、色調も可逆的に変化させることが出来る。 |
技術概要
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(A)粒子径の揃った単分散粒子を、空間的かつ周期的に配列し、その粒子間及び周りに(B)弾性体を充填して、弾性体材料を得る。成分Aは粒径を150〜750nmとするポリスチレン粒子とし、成分Bはポリジメチルシリコーンジェル(PDMS)又は人工ゴムとするのが好ましい。例えば、工程1で成分Aのサスペンション水溶液を、基板(例えば、親水化処理をしたマイラーフィルム)上に滴下し、工程2でシリコンオイルで上面を被覆し水を蒸発させ、成分Aを自己集積させコロイド結晶にさせる。次いで工程3でPDMS前駆体ポリマー溶液を加え、結晶化した成分Aの間にPDMS溶液を浸透させジェルに変質固化させ、コンポジットを形成させる。工程4で粒子間距離を拡大させ、所望の色調変化をさせる規則性、周期性の配列に固化させ、工程5で基板からPDMSジェルのシートを剥離して、成分Aを配列させた微細構造を有する弾性シートを得ることが出来る。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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