蛍光体の製造方法

開放特許情報番号
L2006005486
開放特許情報登録日
2006/9/8
最新更新日
2015/10/9

基本情報

出願番号 特願2004-154734
出願日 2004/5/25
出願人 独立行政法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2005-336253
公開日 2005/12/8
登録番号 特許第4362625号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 蛍光体の製造方法
技術分野 無機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 570nm以上の長波長の蛍光を発光する蛍光体
目的 原料混合物を特定の温度と、窒素を含有する不活性雰囲気中で焼成して、赤み成分に富む演出性の良い白色発光ダイオードに使用出来る蛍光体を製造する方法を提供する。
効果 サイアロンや酸窒化物蛍光体より高い波長で発光し、橙色や赤色の蛍光体として励起源に曝されても輝度の低下のない優れた蛍光体を得ることが出来る。
技術概要
(A)5種類の元素を含有する原料混合物を、(B)窒素を含有する不活性雰囲気中、1200〜2200度で焼成し、CaSiAlN↓3の結晶構造と同一の結晶構造を有する無機化合物の蛍光体を得る。成分Aは、M元素(例えば、Mn、Ce、Pr、Nd、Sm、Euなど)、A元素(例えば、Mg、Ca、Sr、Ba)、D元素(例えば、Si、Ge、Sn)、E元素(例えば、B、Al、Ga、In)、X元素(例えば、O、N、F)などの5種で、M、A、Dを含有する化合物は金属M、ケイ化物、酸化物、炭酸塩、窒化物、酸窒化物、塩化物、フッ化物などで、混合物には酸化ユーロピウム、窒化カルシウム、窒化ケイ素、窒化アルミニウムなどを含有させるのが好ましい。成分Bは0.1〜100MPaの窒素ガス、窒素とアルゴンの混合ガス、窒素と水素の混合ガス雰囲気などで、原料の粉体などを嵩密度40%以下の充填率で容器(例えば、窒化ホウ素製)に保持し焼成するのが好ましい。焼成した凝集体を粉砕機(例えば、ボールミル)で粉砕し、50nm〜20μmとして発光体とするのが好ましい。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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