出願番号 |
特願2003-418742 |
出願日 |
2003/12/16 |
出願人 |
独立行政法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2005-179087 |
公開日 |
2005/7/7 |
登録番号 |
特許第4009727号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
酸化亜鉛−酸化ガリウムナノチューブとその製造方法 |
技術分野 |
無機材料、電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
簡便な操作で得られ、触媒、磁気記録、高性能セラミックス、マイクロエレクトロニクス部品等として電子、光学、機械等の分野で広く利用される。 |
目的 |
一次元ナノスケール材料の1つ、酸化亜鉛で被覆された酸化ガリウムナノチューブと、その簡易な製造方法の提供。 |
効果 |
酸化亜鉛及び酸化ガリウムという2種類の2元系酸化物からなる二層構造を一次元ナノスケールで実現することができ、その工業的利用価値は極めて大きい。 |
技術概要
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酸化ガリウムナノチューブの外表面が、酸化亜鉛の層で被覆されており、アモルファスであり、543nm近傍にフォトルミネッセンススペクトルを有する酸化亜鉛−酸化ガリウムナノチューブ。尚、ナノチューブの空隙の一部または全部に、ガリウムが充填されており、また、酸化ガリウムナノチューブの内径が約80nm、壁厚が約25nmで、酸化亜鉛の層の厚さが約15nmであって、長さが数μm〜数十μmである。更に、酸化亜鉛粉末と酸化ガリウム粉末の混合物をグラファイト坩堝に入れ、不活性ガス気流中、1200〜1500℃で1.5〜2時間加熱することにより、酸化亜鉛−酸化ガリウムナノチューブを製造する。その際、加熱には、縦型高周波誘導加熱炉を用い、また、炉内の誘導加熱シリンダが、炭素繊維からなる断熱層で覆われている。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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