イリジウム基超合金とその製造方法
- 開放特許情報番号
- L2006005278
- 開放特許情報登録日
- 2006/9/8
- 最新更新日
- 2015/10/7
基本情報
出願番号 | 特願2003-403708 |
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出願日 | 2003/12/2 |
出願人 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
公開番号 | |
公開日 | 2004/7/15 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 | イリジウム基合金とその製造方法 |
技術分野 | 金属材料 |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | イリジウム基超合金 |
目的 | 1500℃以上においても優れたクリープ特性と充分な室温延性を有する高融点超合金を提供する。 |
効果 | 1500℃以上の高温においても優れたクリープ特性と充分な室温延性を有する高融点超合金を得ることができる。 |
技術概要 |
イリジウムにタングステンを添加して合金を溶製した後に1400℃〜2200℃の温度範囲で熱処理するイリジウム基超合金の製造方法である。例えば、イリジウム(Ir)とタングステン(W)とを、タングステンが20at%となるように添加混合し、これを溶製して、Ir−20at%W合金インゴットを作製し、1500℃で72時間熱処理した。得られた超合金の組織の走査型電子顕微鏡写真を示したものが図1である。1500℃の熱処理により第二相hcpが板状に微細に生成していることが確認される。また、熱処理温度を1100℃にして72時間熱処理を行い、生成した組織の走査型電子顕微鏡観察した時の写真が図2である。この図2からも明らかなように1100℃での熱処理組織では第二相hcp相の析出は観察されない。そして、熱処理温度を2200℃まで上げて72時間熱処理を行い、生成した組織の走査型電子顕微鏡観察した時の写真が図3である。図3からは熱処理温度を2200℃まで上げると、第二相が粗大化してしまい微細な組織は形成されていないことが確認される。 |
イメージ図 | |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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