酸化亜鉛抵抗体及びその製造法

開放特許情報番号
L2006005247
開放特許情報登録日
2006/9/8
最新更新日
2015/10/7

基本情報

出願番号 特願2002-350574
出願日 2002/12/3
出願人 独立行政法人物質・材料研究機構
公開番号 特開2004-186349
公開日 2004/7/2
登録番号 特許第3718702号
特許権者 国立研究開発法人物質・材料研究機構
発明の名称 酸化亜鉛抵抗体及びその製造法
技術分野 無機材料、電気・電子
機能 材料・素材の製造
適用製品 酸化亜鉛抵抗体
目的 単一粒界バリスタ素子、すなわち、酸化亜鉛単結晶同志を接合して得られる人工粒界を利用したバリスタ特性を示す酸化亜鉛抵抗体を得る。これに際して、酸化亜鉛バリスタの性能指標であるα値が一般的に製造されている多結晶のバリスタ素子と同様の20程度あるいは、それ以上の値を少なくとも実現し、かつ、接合して得られた人工粒界の接合強度が強く、使用中に接合がはがれることの無いバリスタ素子の構造を決定し、これを製造する。
効果 この酸化亜鉛抵抗体は、焼結体、すなわち多結晶体の酸化亜鉛バリスタ素子と異なり、(酸化亜鉛/粒界/酸化亜鉛)として規定される界面数を所望の値に設定することが可能であるため、ノイズ除去のためのバリスタ立ち上がり電圧を容易に調整可能である。
技術概要
対向するコバルト及びマンガンを固溶した酸化亜鉛単結晶の間にビスマスと硼素を主たる成分として含む酸化物を界面層として介在させた、(酸化亜鉛単結晶/ビスマス・硼素系酸化物界面層/酸化亜鉛単結晶)という構造を基本単位とする酸化亜鉛抵抗体であり、この酸化物界面層の存在によって非オーム性を付与した酸化亜鉛抵抗体、すなわち、酸化亜鉛バリスタ特性を示す抵抗体であって、硼素の添加によってビスマス・硼素系酸化物界面層に、ビスマスと硼素を含む酸化物ガラス相が形成されている酸化亜鉛抵抗体である。酸化亜鉛抵抗体は、抵抗体を構成する対向する酸化亜鉛単結晶中に、亜鉛に対して0.5モル%以上のコバルトが固溶している。抵抗体を構成する対向する酸化亜鉛単結晶中に、亜鉛に対して0.05モル%以上のマンガンが固溶している酸化亜鉛抵抗体である。図1は、対向した酸化亜鉛単結晶の界面に、ビスマスと硼素を含む酸化物ガラス界面相を介在させた酸化亜鉛抵抗体の概略図である。図2は、酸化亜鉛抵抗体を平行に積層することによって製造される立ち上がり電圧を制御した酸化亜鉛抵抗体素子の概略図である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 例えば、15ボルト動作しており、20ボルトの異常電圧に対して動作が保証されない電気・電子回路を保護するためには、立ち上がり電圧が2.8ボルトとなる(酸化亜鉛/粒界/酸化亜鉛)を6個直列に接続することによって、2.8×6=16.8ボルト以上の異常電圧を吸収する保護回路を構成することが可能となる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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