出願番号 |
特願2001-050675 |
出願日 |
2001/2/26 |
出願人 |
独立行政法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2002-255516 |
公開日 |
2002/9/11 |
登録番号 |
特許第3548799号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
スピネル型窒化ゲルマニウム粉末の製造法 |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
衝撃圧縮法、高速飛翔体、爆薬 |
目的 |
低圧相窒化ゲルマニウム粉末に適量の金属粉を混合し、適当な密度に加圧成形し、その成形体に適当な圧力、温度の衝撃圧縮をある程度以上の短時間加えることにより、初期窒化ゲルマニウム粉末の組成を変えることなく、高圧相スピネル型窒化ゲルマニウム微粉末に高収率で変換させかつ多量に製造することのできる、スピネル型窒化ゲルマニウムの製造法の提供。 |
効果 |
一回の衝撃処理で低圧相窒化ゲルマニウムから高転換率で高圧相のスピネル型窒化ゲルマニウムを大量に製造することが可能になる。 |
技術概要 |
本技術は、衝撃波によって低圧相窒化ゲルマニウム(α−Ge↓3 N↓4,β−Ge↓3 N↓4,またはアモルファスGe↓3 N↓4)を加圧し高圧相のスピネル型窒化ゲルマニウムを合成する方法において、低圧相粉末と金属粉との混合物の加圧成形体を金属容器に入れて圧力20GPa以上、加圧時間5マイクロ秒以下の衝撃波による瞬間的加圧を行うことを特徴とするものである。低圧相粉末と混合する金属粉末は、銅粉末が好ましく、低圧相粉末と銅粉との混合比として銅が99重量%から50重量%、また、低圧相粉末と銅粉との混合物の加圧成形体の密度が8.9g/cm↑3から4.5g/cm↑3であることが好ましい。出発原料の窒化ゲルマニウム粉末は結晶性の良い微粉末がよく粒径は10ミクロン以下が望ましい。α型とβ型のどちらでも良い。また、少量の未反応Geを含んでいても差し支えない。アモルファス窒化ゲルマニウムの場合は、水素などを含まない粉末が良い。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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