エネルギ変換器、旗型エネルギ変換装置

開放特許情報番号
L2006004582
開放特許情報登録日
2006/8/18
最新更新日
2023/1/24

基本情報

出願番号 特願2006-543042
出願日 2005/10/19
出願人 国立大学法人京都大学
公開番号 WO2006/043600
公開日 2006/4/27
登録番号 特許第4590641号
特許権者 国立大学法人京都大学
発明の名称 エネルギ変換器、旗型エネルギ変換装置
技術分野 電気・電子、機械・加工、生活・文化
機能 環境・リサイクル対策、その他
適用製品 エネルギ変換器、旗型エネルギ変換装置
目的 流速の如何によらず発電可能であり、また安全で乱れた風等の流体でも破損の恐れも少なく、さらに低コストで実現可能なエネルギ変換器を提供する。
効果 可撓性平面体は、固有周期をもたないため、流体の刻々と変化する圧力分布に倣って形態を変化させながら、流体の脈動に倣ってはためきを生じ、可撓性平面体に加わる流体の圧力等のエネルギを吸収した振動が、流速の如何によらず励起される。励起された振動は、伝達部によって、エネルギ変換部へ伝達され、電気エネルギに変換される。
技術概要
エネルギ変換器は、風等の流体の流れにさらされる位置に配されるとともに流れによって周辺部の少なくとも一部がほぼ自由にはためき得る可撓性平面体と、振動エネルギを電気エネルギに変換するエネルギ変換部と、可撓性平面体に連結されるとともに流れにより可撓性平面体に生じる振動をエネルギ変換部に伝達する伝達部とを具備する。図に示すように、エネルギ変換器Aを、可撓性平面体1の面部1aが風向とほぼ平行になるように、すなわち、横桟6を風向きとほぼ平行になるように配置する。可撓性平面体1は、風の刻々と変化する圧力分布に倣って、形態を変化させながら、風の脈動に倣ってはためきを生じ、可撓性平面体1に加わる風の圧力等のエネルギを吸収した振動が励起される。この振動は、風速の如何によらず励起される。可撓性平面体1に励起された振動は、図中の矢印D1に示すような旗竿2の振動として、下端側圧電式エネルギ変換部31へと伝達される。下端側圧電式エネルギ変換部31に到達した振動エネルギによって、圧電バイモルフ素子3aは、その振動方向と同一の方向に変位し、この変化に応じた電圧が発生する。変換部31から電気エネルギが得られる。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 流体の流れを受ける部分である可撓性平面体は、プロペラ型風車の羽根のように、剛性を有していないので、乱れた流体によっても破損するおそれが少なく、万が一破損したとしても、致命的な怪我等をする確率は格段に低い。可撓性平面体を布など構成すれば、低コストなものとすることができる。
アピール内容 京都大学「産学連携情報プラットフォーム(フィロ)」をご紹介します。
産学連携の新たな取り組みなど、有益な情報を発信しています。

https://philo.saci.kyoto-u.ac.jp/

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【有】   
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