出願番号 |
特願2004-070614 |
出願日 |
2004/3/12 |
出願人 |
国立大学法人宇都宮大学 |
公開番号 |
特開2005-255881 |
公開日 |
2005/9/22 |
登録番号 |
特許第4143726号 |
特許権者 |
国立大学法人宇都宮大学 |
発明の名称 |
磁性砥粒及び磁性砥液 |
技術分野 |
金属材料 |
機能 |
表面処理 |
適用製品 |
磁性砥粒、磁性砥液 |
目的 |
より精密な表面加工を可能にする磁性砥粒及びその研磨砥粒を含む磁性砥液を提供する。 |
効果 |
磁性砥粒を軽量化することができるので、被加工物の表面をより精密に加工することが可能となると共に、複雑な形状を有する被加工物を容易に加工することができる。磁性砥液は、比重の調整が容易な磁性砥粒を有するので、例えば磁性砥粒が磁性砥液上に浮いた状態、磁性砥液中に浮遊した状態、又は、磁性砥液中に沈んだ状態等に容易に調整することができ、その結果、被加工物の表面の精密加工を行うことが可能となる。 |
技術概要
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樹脂粒子2上に研磨粒子4を含有する磁性層3が形成されている磁性砥粒1である。この磁性砥粒1は、樹脂粒子の平均粒径が100μm以下であり、研磨粒子4の平均粒径が100nm以下であることが好ましく、また、磁性層3がダイヤモンド粒子を含む無電解分散めっき層であることが好ましい。この磁性砥液は、樹脂粒子上に研磨粒子を含有する磁性層が形成されてなる磁性砥粒と、その磁性砥粒を遊動させる液状媒体とを有する砥液によりなる。樹脂粒子2は磁性砥粒1の中核をなす基体であり、いわゆるプラスチック粒子と言われるものであれば各種の材質からなるものを用いることができる。特に耐熱性を有する硬質プラスチック粒子は、被加工物の表面加工の際に発生する熱に対して耐熱性を有するので好ましく用いられる。こうした樹脂粒子2は、磁性砥粒1の大部分の体積を占めてその中核をなしているので、磁性砥粒全体の重さを軽くすることができる。磁性層3は、研磨粒子4を含有した態様で樹脂粒子2上に形成される。磁性層3の形成材料としては、少なくとも磁場により運動可能な磁気特性を有するものであればよく、例えば鉄系の金属又は合金からなる強磁性材料であることが好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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