共重合法による変性フェノール樹脂の製造方法及び変性フェノール樹脂

開放特許情報番号
L2006004402
開放特許情報登録日
2006/7/21
最新更新日
2008/6/13

基本情報

出願番号 特願2005-325438
出願日 2005/11/9
出願人 国立大学法人金沢大学
公開番号 特開2006-161036
公開日 2006/6/22
発明の名称 共重合法による変性フェノール樹脂の製造方法及び変性フェノール樹脂
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 変性フェノール樹脂
目的 耐熱性に優れ、経時変化による変色や品質の低下の問題が改善された、定量的にフェノール性水酸基が修飾された変性フェノ−ル樹脂を、簡便な製造方法により提供する。
効果 従来の方法では得ることが困難な、フェノール性水酸基の一部がエーテル化された変性フェノール樹脂を容易な工程により得ることができる。また、予めフェノール性水酸基が修飾されている化合物Aと化合物Bとの配合比、或いは、予めフェノール性水酸基が修飾されている化合物A’と化合物B’との配合比を変えることにより、容易に、フェノール樹脂の変性率の定量的なコントロールが可能である。
技術概要
式1で表される化合物よりなる原料化合物A及び式2で表される化合物よりなる原料化合物Bを、パラホルムアルデヒド及び式3で表される化合物から選ばれる少なくとも1つのアルデヒド類と酸触媒の存在下で反応させる変性フェノール樹脂の製造方法である。酸触媒は、有機スルホン酸又は硫酸である。酢酸とハロゲン系溶媒の混合溶媒の存在下で反応が行なわれる。ハロゲン系溶媒は、クロロホルム、モノクロロベンゼン及びジクロロベンゼンから選ばれる少なくとも1つである。式中、R↓1は、炭素数1〜10のアルキル基等;各R↓2は、炭素数1〜10のアルキル基等;各R↓3は、炭素数1〜10のアルキル基等;jは0〜3の整数、kは0〜3の整数を示す。R↓4は、水素、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基、炭素数3〜12のシクロアルキル基又はヒドロキシル基で置換可能な炭素数6〜12の芳香族炭化水素基を示す。原料化合物Aがアニソールであり、原料化合物Bがフェノール又はクレゾールであり、かつアルデヒド類がパラホルムアルデヒドである。式4で表される繰り返し単位を有する変性フェノール樹脂を示す。m及びnは、夫々1〜20000の整数を示す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 得られる変性フェノール樹脂は、耐熱性に優れ、経時変化による変色や品質の低下の問題が改善されているため、成形材料、電子材料をはじめとする数々の工業分野にて、より高い耐熱性、安定性が求められる場面において適用できる。また、フェノール性水酸基が一部修飾されているため、耐アルカリ性や有機溶剤に対する溶解性も向上し、レジスト用途にも有用である。
改善効果2 予めフェノール性水酸基が修飾されている化合物としてフェノール性水酸基をフェノキシ基(置換又は非置換のフェノキシ基)で置換した化合物を少なくとも使用することで、柔軟性に優れた変性フェノール樹脂を達成することができ、従来のフェノール樹脂(変性フェノール樹脂)では困難であったキャスト法によるフィルム化も可能なフェノール樹脂を得ることができる。さらに反応時に分岐が化合物のベンゼン環より起こるため、分岐度が制御されたフェノール樹脂の合成にも有用である。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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