技術概要
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放射線治療計画画像(DRR)と照射野確認画像(LG)の画像を取り込み(S102)、サイズ調整(S104)、エッジ強調(S108)等を行い、アイソセンタのずれを補正して(S110)、DRRとLGのサイズや位置を合わせる。照合の妨げとなるLGの照射野(FOV)エッジを除去する(S112)。その後、2値化して(S116)、LGの雑音処理後(S118)、照合対象のエッジをラベルにより選択して(S120,S122)、エッジを細線とする(S124)。DRRのエッジから作成したマスクにより、LGの照合対象であるランドマークを選択し(S126)、照合する探索範囲を決定して(S128)、照合を行う(S130)。照合した結果得られた照射位置のずれを表示する(S132)照射位置照合システムである。図1は、照射位置照合システムの動作を示すフローチャートである。図2は、サイズ調整後のDRR(a)とLG(b)の画像を示す図である。図3は、エッジ強調後のDRR(a)とLG(b)の画像を示す図である。図4は、DRRの照射野とアイソセンタ(a)とLGのプロファイル解析領域(中心付近の網掛け部)(b)を示す図である。 |