再生不良性貧血患者血清に存在する自己抗体の検出方法

開放特許情報番号
L2006004399
開放特許情報登録日
2006/7/21
最新更新日
2006/7/21

基本情報

出願番号 特願2004-333725
出願日 2004/11/17
出願人 国立大学法人金沢大学
公開番号 特開2006-145299
公開日 2006/6/8
登録番号 特許第3735676号
特許権者 国立大学法人金沢大学
発明の名称 再生不良性貧血患者血清に存在する自己抗体の検出方法
技術分野 食品・バイオ
機能 検査・検出
適用製品 再生不良性貧血患者血清に存在する自己抗体の検出システム
目的 再生不良性貧血の検査方法および検査用試薬を提供する。
効果 血清の分離、抗体価の測定等という簡便な方法により、再生不良性貧血、特に自己免疫性の再生不良性貧血を客観的に診断できる。したがって、再生不良性貧血の免疫病態の診断を可能とするものであり、特異的な抗原抗体反応に基づく血清診断法として簡便かつ信頼性が高い。
技術概要
 
生体試料中の、モエシンを特異的に認識する抗体を検出する再生不良性貧血の検査方法である。モエシン又はその部分ペプチドを含む、再生不良性貧血の検査用試薬である。検出方法は、(1)血球やゼラチン粒子の表面に、モエシン又はその部分ペプチド(抗原)を被覆し、生体試料を加えることにより抗原抗体反応を起こさせ、凝集塊を作らせる凝集反応、(2)モエシン又はその部分ペプチドを含む抽出液と生体試料を寒天ゲル内で拡散させて沈降反応を起こさせる二重免疫拡散法(DID:double immuno diffusion:オクタロニー法)、(3)精製したモエシン又はその部分ペプチドをプレートに固相化し、生体試料を加えて反応させた後、i)酵素と結合した二次抗体をさらに反応させて、基質の発色を分光光度計で検出するELISA法、ii)蛍光色素と結合した二次抗体をさらに反応させて、蛍光発色を測定する蛍光免疫測定法(FIA)あるいはiii)化学発光物質と結合した二次抗体をさらに反応させて、化学蛍光(ケミルミネッセンス)を測定する化学発光免疫測定法等である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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