イネ由来のストレス誘導性プロモーター、及びそのプロモーターを用いた環境ストレス耐性植物とプロモーターを植物に導入してストレス耐性を向上させる方法

開放特許情報番号
L2006004339
開放特許情報登録日
2006/7/14
最新更新日
2017/12/27

基本情報

出願番号 特願2005-503987
出願日 2004/3/2
出願人 国立研究開発法人国際農林水産業研究センター、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
公開番号 WO2004/085641
公開日 2004/10/7
登録番号 特許第4219928号
特許権者 国立研究開発法人国際農林水産業研究センター
発明の名称 ストレス誘導性プロモーター及びその利用方法
技術分野 食品・バイオ
機能 材料・素材の製造
適用製品 イネ由来のストレス(乾燥、低温、塩)誘導性プロモーター、プロモーターを含む組換えベクター、ベクターを宿主(イネ)に導入して得られる形質転換体、単子葉植物(イネ)のストレス耐性を向上させる方法
目的 イネ等の単子葉植物において有効に機能し得るストレス誘導性プロモーター、及びそのプロモーターを用いた環境ストレス耐性植物とプロモーターを植物に導入することにより植物のストレス耐性を向上させる方法を提供する。
効果 本発明によれば、単子葉植物において有効に機能しうるストレス誘導性プロモーターが得られる。そのプロモーターはDRE(乾燥ストレス応答性エレメント)配列を含むので、その支配下にOsDREB(イネ由来の転写因子)遺伝子等を連結して植物に導入すれば、イネ等の単子葉植物において強いストレス耐性トランスジェニック植物を作出することができる。
技術概要
 
(a)塩基配列からなるDNA又は(b)塩基配列からなるDNAに相補的な塩基配列からなるDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、かつストレス(乾燥、低温、塩)誘導性のプロモーター活性を有するDNAからなるイネ由来のプロモーターで、そのプロモーターを含むベクターはストレス耐性を向上させる構造遺伝子及び/又は調節遺伝子を機能しうる態様で含み、ストレス耐性を向上させる構造遺伝子及び/又は調節遺伝子はプロリン合成の鍵酵素P5CS遺伝子、ガラクチノール合成遺伝子をAtGolS3遺伝子、シロイヌナズナ由来転写因子DREB遺伝子、イネ由来転写因子OsDREB遺伝子、及びABA合成酵素NCED遺伝子から選ばれる。また、ベクターを単子葉植物の宿主に導入して得られる形質転換体である。さらに、プロモーターを植物に導入することにより、その植物のストレス耐性を向上させる方法である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
希望譲渡先(国内) 【否】 
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。

登録者情報

登録者名称 国立研究開発法人国際農林水産業研究センター

その他の情報

海外登録国 欧州特許庁
関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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