溶接装置

開放特許情報番号
L2006004331
開放特許情報登録日
2006/7/14
最新更新日
2012/2/17

基本情報

出願番号 特願2005-275008
出願日 2005/9/22
出願人 国立大学法人宇都宮大学
公開番号 特開2007-083282
公開日 2007/4/5
登録番号 特許第4887485号
特許権者 国立大学法人宇都宮大学
発明の名称 溶接装置
技術分野 機械・加工
機能 その他
適用製品 アーク溶接装置
目的 スパッタ粒子の飛び散りを減少させ、周辺をスパッタによって傷めてしまうことを防ぐことができる溶接装置を提供する。
効果 スパッタ粒子の飛び散りを減少させ、後からスパッタを剥がす作業を軽減することができる。
技術概要
この溶接装置は、アーク放電により発生する熱によって溶接棒を溶融させて溶接するアーク溶接を行う溶接装置において、溶接棒の周囲にらせん状のガス流を生成させスパッタの飛散を遮蔽する手段や、溶接棒を管状とし溶接棒の管内にガスを供給し溶接棒の先端部を供給したガスによって冷却する手段や、溶接棒の周囲に溶接棒からのスパッタを吸引する吸引手段を設けた構造を持つ。図1に示す溶接装置1は、接地された母材2と、溶接棒3との間に電源装置4によって電圧を印加して構成される。溶接棒3の周囲には、溶接棒3を支持する絶縁物で構成された支持円筒5設けられている。支持円筒5の外側にはガスの通るスペースを形成する支持部材6が設けられ、支持円筒5と支持部材6との間にガス供給装置9からのガスがガス注入口7および8から注入されらせん状のガス流を生成する。アーク放電で生じる放電電流は電流の回りに強磁界を形成し、負電荷を帯びたスパッタ粒子は、ローレンツ力によってアーク放電の中心方向に向かう力を加えられる。図2は、溶接棒13を管状にし、その中にガスを通し、溶接棒先端部13aを冷却する構成を示す。図3はスパッタを吸引する手段を備えた例を示す。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 溶接棒の先端部のアーク熱による過剰な過熱を防ぎ、過剰な溶融を抑え、飛散するスパッタ粒子の発生を抑えることができる。

登録者情報

登録者名称 宇都宮大学

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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