出願番号 |
特願2005-238659 |
出願日 |
2005/8/19 |
出願人 |
国立大学法人宇都宮大学 |
公開番号 |
特開2007-049957 |
公開日 |
2007/3/1 |
登録番号 |
特許第4590561号 |
特許権者 |
国立大学法人宇都宮大学 |
発明の名称 |
傾斜ベッドを用いた養液栽培システム |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
その他 |
適用製品 |
傾斜ベッドを用いた養液栽培システム |
目的 |
ゴボウのような根菜類またはエキナセアのような薬用植物の根を収穫するための、傾斜させたベッドを用いた植物の養液栽培用ベッドおよび養液栽培システムを提供する。 |
効果 |
傾斜培地の透水性防根シートの隙間に根菜類の貯蔵根と細根を伸長させることにより、貯蔵根だけでなく細根もあわせた全ての根が収穫できる。また、波板または平板の基盤を傾斜したベッドにすれば、個体ごとに容易に全個体を収穫できる。さらに、急斜面にした保水性シート上に根を生育させて、培地内の水の交換を早めて根の生育を良好にすることにより、根菜類以外の植物においても良好な生育環境で養液栽培することが可能となる。 |
技術概要
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図1はシステムの断面図であり、図2は養液栽培用ベッドの断面図であり、図3は養液栽培用ベッドの正面図であり、図4は養液栽培用ベッドを扇状に配置した構成を示す図である。図1において、水耕養液共給ポンプPが水耕養液の貯留槽Rの水耕培養液Nを汲み上げ、汲み上げた培養液をパイプで地上に設置した緩い勾配のある架台F上を中央部まで導き、中央部で水耕養液給液パイプを傾斜ベッドの上部まで立ち上げ、傾斜ベッド上部で給液パイプに多孔を有する潅水チューブDを接続して左右方向に配置し、潅水チューブの各孔から培養液を、不透水性シートAで包まれた保水シートBと透水性防根シートCからなる養液栽培用ベッドに滴下する。なお流れる培養液の量は、水量調節バルブVで調節される。滴下された水耕培養液Nは傾斜した養液栽培用ベッド上の保水性シートBと透水性防根シートCの中を液交換しながら流下する。斜面培地の下部の不透水性シートA内に貯留した培養液は架台上を勾配に応じて地下タンクへ回収される。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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