旋毛虫の種特異的抗原、及び該抗原を利用した旋毛虫感染の検査法

開放特許情報番号
L2006004302
開放特許情報登録日
2006/7/14
最新更新日
2020/11/25

基本情報

出願番号 特願2005-360805
出願日 2005/12/14
出願人 国立大学法人岐阜大学
公開番号 特開2007-159489
公開日 2007/6/28
登録番号 特許第4830106号
特許権者 国立大学法人東海国立大学機構
発明の名称 旋毛虫の種特異的抗原、及び該抗原を利用した旋毛虫感染の検査法
技術分野 食品・バイオ
機能 検査・検出
適用製品 旋毛虫の種特異的抗原
目的 旋毛虫症の早期診断に有用である、旋毛虫の種特異的抗原を提供する。
効果 ポリペプチド(種特異的抗原)は、旋毛虫の成虫が排出・分泌するポリペプチドの一つである。従って、旋毛虫に感染した動物の体内では、感染後の早い段階でこのポリペプチドに対する抗体が産生されることになる。このことから、このポリペプチドに対する抗体を検出対象とした検査法では、感染後の早い段階で検査結果を得ることができる。
技術概要
(a)配列番号1のアミノ酸配列又は該配列と実質的に同一のアミノ酸配列を有するポリペプチド、(b)配列番号3のアミノ酸配列又は該配列と実質的に同一のアミノ酸配列を有するポリペプチド、(c)配列番号5のアミノ酸配列又は該配列と実質的に同一のアミノ酸配列を有するポリペプチド、(d)配列番号7のアミノ酸配列又は該配列と実質的に同一のアミノ酸配列を有するポリペプチド、(e)配列番号9のアミノ酸配列又は該配列と実質的に同一のアミノ酸配列を有するポリペプチド、(f)配列番号11のアミノ酸配列又は該配列と実質的に同一のアミノ酸配列を有するポリペプチド、及び(g)配列番号13のアミノ酸配列又は該配列と実質的に同一のアミノ酸配列を有するポリペプチド、からなる群より選択されるポリペプチドからなる、旋毛虫の種特異的抗原である。これらのポリペプチドはいずれも、旋毛虫の特定の種に特異的な抗原である。従って、これらのポリペプチドは、旋毛虫感染の検査に利用できる(感染の有無、旋毛虫の種の決定)という共通の有用性を備える。図は、T.nativaの種特異的抗原のアミノ酸配列(配列番号1)及びcDNA配列(配列番号2)である。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 複数の特定の配列からなるアミノ酸配列又は配列と実質的に同一のアミノ酸配列を有するポリペプチドから選択されるポリペプチドからなる、旋毛虫の種特異的抗原この種特異的抗原を利用して旋毛虫感染用キットとして利用することができる。これにより、早期診断が可能となり、感染した旋毛虫を種のレベルまで決定することも可能となる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2021 INPIT