出願番号 |
特願2006-117371 |
出願日 |
2006/4/21 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2007-294119 |
公開日 |
2007/11/8 |
登録番号 |
特許第5294225号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
リチウム二次電池電極用酸化物の単結晶粒子及びその製造方法、ならびにそれを用いたリチウム二次電池 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
携帯電話、ノートパソコン、携帯型電子機器 |
目的 |
スピネル型構造をとることを特徴とするリチウム二次電池電極用酸化物の結晶粒子及び急速な充放電が可能な電池特性に優れるリチウム二次電池電極用酸化物、その製造方法、及びこれを用いたリチウム二次電池の提供。 |
効果 |
本技術によれば、スピネル型リチウムマンガン酸化物のアルミニウム置換体の結晶粒子を作り出すことが出来、この材料中、とくに単結晶構造を持つものは、リチウム二次電池電極用酸化物としてリチウム二次電池の正極材料として使用することによって、優れた特性を有するリチウム二次電池を作成することができる。 |
技術概要
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この技術では、スピネル型リチウムマンガン酸化物のアルミニウム置換体の単結晶粒子の製造方法について明らかにし、その多結晶粒子を正極材料として含むリチウム二次電池を作製し、単結晶粒子の形状による効果を確認できた。すなわち、本技術は、一般式LiAl↓xM↓yMn↓(2−x−y)O↓4(式中、Mは、Ni、Co、Cr、Fe、Ti、V、Cu、Zn、Mgからなる群れより選ばれる金属原子であり、0.001≦x≦1.0、0≦y≦1.0である。)で標記され、結晶構造として、スピネル型構造をとることを特徴とするリチウム二次電池電極用酸化物の結晶粒子である。また、本技術は、結晶粒子が単結晶であり、単結晶の形状として、結晶の大きさは、結晶の一辺が1μm角以上、500μm角以下であり、結晶面が発達した多面体的形状とすることができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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