置換基を有するノボラック誘導体およびその製造方法

開放特許情報番号
L2006004057
開放特許情報登録日
2006/6/30
最新更新日
2009/12/4

基本情報

出願番号 特願2004-325752
出願日 2004/11/9
出願人 国立大学法人金沢大学
公開番号 特開2006-131853
公開日 2006/5/25
登録番号 特許第4389010号
特許権者 国立大学法人金沢大学
発明の名称 置換基を有するノボラック誘導体およびその製造方法
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 置換基を有するノボラック誘導体およびその製造方法   
目的 水酸基に隣接して置換基を有するノボラック誘導体の製造方法とそれにより得られる新規ノボラック誘導体を提供する。
効果 水酸基に隣接して置換基を有するため、酸化反応を受けにくく、変色・劣化が起こりにくい。水酸基に隣接した置換基が、例えばtert−ブチル基、iso−ブチル基、neo−ペンチル基の場合の比較的かさ高い基でも酢酸を助触媒することで、各種の置換基を有するノボラック誘導体が得られる。さらに、隣接した置換基で水酸基が立体障害により保護された格好になるため、ノボラックどうしの凝集が少なく、有機溶媒への溶解度も、従来のノボラックに比べて高い。
技術概要
溶媒中に助触媒として酢酸を加え、反応式1に従って製造することを特徴とする式1で示すフェノールノボラック誘導体(A)の製造方法である。成分Aの分子量は、200〜100,000である。反応式2に従って製造する式2で示すカリックスアレーン誘導体の製造方法である。反応式1で得られたメタ位で連結されたノボラック誘導体からフェノール性水酸基のオルト位又はパラ位の置換基を、反応式3に従って交換反応させて製造する式3で示すノボラック誘導体の製造方法である。溶媒中に助触媒として酢酸を加え、反応式4に従って製造する式4で示すカテコールノボラック誘導体(B)の製造方法である。成分Bの数平均分子量500〜100,000である。式中、R↓1は、H、C数1〜18のアルキル等のいずれか;R↓2〜R↓4は、メチル、tert−ブチル等のいずれか;R↓5は、H又は、C数1〜18のアルキル等、のいずれかである。nは1以上の整数である。n’は4〜8である。R↓6〜R↓8は、R↓2〜R↓4のいずれかが交換反応した置換基を示す。R↓9、R↓1↓0は、H、C数1〜18のアルキル等、R↓1↓1〜R↓1↓3は、C数1〜18のアルキル等である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 環状オリゴマーである、カリックスアレーンも合成することができる。これは、酢酸を添加することによりアルデヒド類の反応性が向上するからと考えられる。特にメタ位で連結されたノボラックは、メチレン基が水酸基に隣接していないため、硬化物として用いた場合、水酸基の運動性が高まり、より緻密なネットワーク構造を形成できると考えられる。特にメタ位で連結されたノボラックは、メチレン基が水酸基に隣接していないため、硬化物として用いた場合、水酸基の運動性が高まり、より緻密なネットワーク構造を形成できると考えられる。
改善効果2 高分子反応を用いて、オルト位の置換基を脱離させてやれば、よりその傾向が強まると言える。また、酢酸を助触媒とすることで、更にかさ高い置換基を有するカテコールやヒドロキノン誘導体からも同様にノボラックを合成することができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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