出願番号 |
特願2006-081762 |
出願日 |
2006/3/23 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2007-252280 |
公開日 |
2007/10/4 |
登録番号 |
特許第4654415号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
マンノシルエリスリトールリピッドの分離回収方法 |
技術分野 |
有機材料、食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
簡便な操作で得られ、安全性が高く、環境に対する負荷を低減できる生分解性の高い界面活性物質等として広い分野で利用される。 |
目的 |
培養終了液等のマンノシルエリスリトールリピッド含有水性溶液から、簡便かつ効率的にマンノシルエリスリトールリピッドを分離回収する方法を提供する。 |
効果 |
有機溶媒や特殊な作業設備あるいは大容量連続遠心分離機といった特殊な装置を用いることなく、高濃度のマンノシルエリスリトールリピッドを極めて簡便にかつ効率的に分離回収でき、その産業的利用価値は極めて大きい。 |
技術概要
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マンノシルエリスリトールリピッド生産菌の培養液である、マンノシルエリスリトールリピッドを含有する水性液体から、マンノシルエリスリトールリピッドを分離、回収する方法であって、水性液体において脂肪酸の共存下生成する非水溶性の凝集物を採取し、凝集物からマンノシルエリスリトールリピッドと脂肪酸の溶液を回収する。尚、凝集物を沈殿させる量の脂肪酸を共存させ、凝集物を沈殿物として採取し、また、マンノシルエリスリトールリピッド生産菌が、シュードザイマ・パラアンタクティカに属する微生物等のシュードザイマ属に属する微生物である。更に、凝集物を65℃以上に加温して、マンノシルエリスリトールリピッドと脂肪酸溶液を回収するのが好ましく、また、凝集物を水で洗浄するのが好ましい。また、脂肪酸としては、炭素数10〜18の飽和あるいは不飽和脂肪酸を用いる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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