出願番号 |
特願2006-081597 |
出願日 |
2006/3/23 |
出願人 |
独立行政法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2007-252279 |
公開日 |
2007/10/4 |
登録番号 |
特許第4803434号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
マンノシルエリスリトールリピッドの高効率生産方法 |
技術分野 |
有機材料、食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
簡便な操作で得られ、安全性が高く、環境に対する負荷を低減できる生分解性の高い界面活性物質、医薬等の分野で広く利用される。 |
目的 |
マンノシルエリスリトールリピッドを生産する能力を有する微生物を用い、その培地組成及び培養条件を最適化することによって、マンノシルエリスリトールリピッド(MEL)を効率よく生産することができる方法を提供する。 |
効果 |
温度制御エネルギーの削減が可能となり、かつ、生産効率の向上に伴い、高い生産性を得るための培養手段の簡素化も期待でき、その産業的利用価値は極めて大きい。 |
技術概要
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油脂類含有培地でマンノシルエリスリトールリピッドを生産する能力を有する、シュードザイマ・パラアンタクティカに属する微生物等のシュードザイマ属に属する微生物である微生物を培養してマンノシルエリスリトールリピッドを生産するに際し、培養温度を33〜37℃に設定することにより、マンノシルエリスリトールリピッドを生産する。尚、初発油脂類濃度が2〜30質量%である培地で培養を開始し、培養開始後5〜7日目より油脂類及び/又はその他の栄養源を培地中に供給し、また、培地の窒素源として硝酸アンモニウムを使用する。更に、培地組成は、酵母エキス:0.1〜2g/L、硝酸ナトリウム:0.1〜1g/L、リン酸2水素カリウム:0.1〜2g/L、硫酸マグネシウム:0.1〜1g/L、植物油脂:20〜300g/L、である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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